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七夕飾りで使うのは…笹と竹どちらが正解? 猛暑続く今夏に長持ちさせる方法とは
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教えてくれた人:のなか りえこ
長持ちさせるには…濃いめの酢水に漬ける方法が手軽!
竹と笹が似ている部分はもう一つあります。それは枯れやすいこと。猛暑日が続く今年は特に、七夕当日まで保たせるためのケアが必要でしょう。
【七夕まで笹を保たせる方法】
1. 余分な葉を取り除く
もったいないような気もしますが、見映えがする程度の葉を残して余分な葉は落とした方が長持ちするでしょう。切り花を長持ちさせる方法と同じ原理で、葉が栄養分や水分を無駄に使うことを防ぎます。
2. 酢水に漬ける
水と酢の割合が3:2の酢水に笹を生けると、普通の水より長持ちするといわれています。また、水揚げを良くするため塩水に生けるという方法も。こちらの濃度は全体の0.2~0.3%程度の薄めでOKです。
3. 霧吹きで毎日葉に水をかけて湿らせる
竹と笹は空気にさらされるとすぐに乾燥し始める植物なので、霧吹きでまんべんなく水をかけてあげましょう。蒸散を防ぐために霧吹きをしてから、ビニール袋をかぶせるなどの工夫をするとより長持ちします。浴槽などで竹笹ごと水につけることができればそれも有効です。
他にも直射日光を避けた場所に置くことも大切です。どうしてもケアが難しい場合は造花を使う手もありますが、この時期は生の笹ならではの香りをぜひ楽しんでいただきたいですね。
(Hint-Pot編集部)
のなか りえこ
フラワー&グリーンコーディネーター。インテリア商材を扱う仕事から花の世界へ。現在はフリーで活動中。花と植物に関する提案・制作(装花・装飾・植栽など)を中心に行う。
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