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目標達成率は100%!? 話題の「原稿執筆カフェ」 仕掛け人が語る“書き切れる仕組み”とは

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著者:Hint-Pot編集部

海外でもその名が知れ渡っている「原稿執筆カフェ」とは…【写真提供:原稿執筆カフェ】
海外でもその名が知れ渡っている「原稿執筆カフェ」とは…【写真提供:原稿執筆カフェ】

 掲げた作業目標の執筆を終えなければ退店できない――。東京・高円寺で“原稿執筆”に特化したコワーキングスペースがSNSを中心に大きな注目を集めています。その名も「原稿執筆カフェ」は今年4月7日にサービスを開始しました。限られた営業日数にもかかわらず、オープンから3か月ほどで400人以上が利用しているといいます。支持を集めるわけとは? 「Hint-Pot」編集部員が実際にお店で“執筆”し、その理由を探ってみました。

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創作活動に当てはまれば利用可能 目標と“進捗確認”を記入していざ作業

「高円寺」駅北口から東(中野方面)へ徒歩約5分の距離にある「原稿執筆カフェ」。動画のライブ配信や撮影を行えるスタジオ「高円寺三角地帯」で、月曜から水曜の週3日(不定休)、午後1時から午後7時まで営業しているタスク限定型のコワーキングスペースです。

「締切に追われていない人は入場できません」の一言がすでに緊張感を醸し出している店の入り口【写真:Hint-Pot編集部】
「締切に追われていない人は入場できません」の一言がすでに緊張感を醸し出している店の入り口【写真:Hint-Pot編集部】

 お店を利用できるのは、原稿執筆の目的がある人のみ。とはいっても、論文や企画書の作成、写真加工など、作業が“創作活動”に当てはまればお店の利用はOKとのことです。そのため、締め切りに追われたクリエイターや会社員、学生が確実に仕上げるべくお店に駆け付けるため、店内は連日盛況だそう。

 書くことを目的にした人だけが集うカフェで作業をすると、本当にはかどるのか――。筆者は先日、オープンと同時に入店し、執筆にトライしてみました。目標は2時間で1000字程度の原稿を1本。こうした目標は、入店時に配られるカードに必ず記入しなければなりません。

 さらにカードには、進捗確認の声かけ頻度を選ぶ項目も。「マイルド」「ノーマル」「ハード」と3段階から選べるようになっており、せっかくなので「ハード」をチョイスしてみました。ちなみに、「ハード」より上のレベルはないとのこと。