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祝儀袋の飾り紐がエビフライに! 個性的な水引アクセサリーに8万人感動「眼福」

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

おめでたい雰囲気があふれる、水引で作ったエビフライ【写真提供:水引装飾屋 はこや(@hakoya_mizuhiki)さん】
おめでたい雰囲気があふれる、水引で作ったエビフライ【写真提供:水引装飾屋 はこや(@hakoya_mizuhiki)さん】

 ご祝儀袋や贈答品の飾りとして用いられる水引。シンプルな包装紙も、水引が添えてあるだけでグッと華やかになりますよね。最近では、水引で制作したピアスやヘアアクセサリーなどを日常的に使用している人も多いようです。ツイッターでは、“食べ物”をかたどった水引アクセサリーが注目され、8.4万件の“いいね”を集めています。どのように制作したのかなど、ツイッターを投稿した水引装飾屋 はこや(@hakoya_mizuhiki)さんにお話を伺いました。

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制作歴は7年 きっかけは書店に並んでいた本

 水引はご祝儀袋などの他に、正月飾りなどにも使用される飾り紐で、結び方や本数によって意味合いが変わるといわれています。色や種類も豊富で、装飾品やインテリアなど、用途は多岐にわたります。

 はこやさんが水引に魅了されたきっかけは、何気なく立ち寄った書店に置かれていた水引アクセサリーに関する本でした。それまでは水引に対して、「ご祝儀に使われているイメージしかなかった」そうですが、元々日本の和を取り入れたものが好きだったこともあって、水引アクセサリーを制作してみることに。

 制作を重ねるうちに惚れ込み、今では制作歴7年になります。そんなはこやさんの水引アクセサリーは、いつもどのように作られているのでしょうか?

「思いついたアイデアをざっくりとメモ帳に描くことから始めています。それからイメージに近づけるように、さまざまな結い方をしながら調整を重ねていきます」

 普段はピアスなど、小ぶりなアクセサリーを中心に制作に取り組んでいますが、時々“とてつもなく大きなものを作りたい衝動”に駆られることがあるそう。そこでこのほど、お祝い事に欠かせない縁起物であるイセエビをモチーフにした水引アクセサリー作りに挑戦することにしました。

 しかし、たまには本腰を入れて作ろうと意気込んでスタートしたにもかかわらず、「途中からどうでもよく」なってしまったはこやさん。いつの間にか、真っ赤なはずのイセエビは黄金色に。何とエビフライの水引アクセサリーが出来上がっていたのです。

 カラッと揚がったエビフライの絶妙な曲線やシッポまで、水引だけで作ったとは思えないほど美しくリアルに表現されています。鮮やかな色合いも何ともおいしそうです。

 残念ながらイセエビは完成させられなかったものの、はこやさんがツイッターに投稿したこのエビフライアクセサリーは話題を呼び、8.4万件もの“いいね”を集めました。リプライ(返信)には、「エビフライファンとしては眼福です!!」「とがりすぎてて好き」「カラッと揚がった感じが素敵です」「結婚式用に欲しいですwww」などの声が上がり、はこやさんの作品に感動する人が続出しています。