仕事・人生
細田佳央太「抱っこするのは初めて」 猫とふれあって学んだこととは
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「猫×イケメン×シェアハウス」で癒やされると話題になったドラマ「ねこ物件」が、2022年8月5日(金)に劇場版となって公開されます。猫好きにはたまらないドラマ&劇場版ですが、猫との撮影にはたくさんの心温まる裏話が。シェアハウス初めての住人で弁護士志望の司法修士生・立花修(たちばな・おさむ)を演じた、人気急上昇中の俳優・細田佳央太(ほそだ・かなた)さんにお話を伺いました。
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猫のいる現場は不思議と穏やかな雰囲気に
――ドラマや映画の撮影中に大変だったことは?
「ロケ地である民家が昔ながらの家で、隙間風がすごくてとにかく寒かったことですかね(笑)。足が冷える冷える。猫ちゃんに温めてもらっていました。それと、これは良い意味で大変だったことになるのですが、笑いをこらえるのが大変でしたね。特に、ドラマ版でのエピソードですが、上村海成(かみむら・かいせい)さん演じる駆け出し俳優・島袋毅の劇中劇が面白すぎて!」
――それは良い意味で大変そうですね。
「毅と松大航也(まつだい・こうや)さん演じる台湾からの留学生・ファンが一生懸命練習していて、その姿を本田剛文(ほんだ・たかふみ)さん演じるボクサーの卵・矢澤丈と僕が笑いながら見ている――というシーンがあるんですが、あれ、みんな素で笑ってましたからね。僕らが笑うと松大さんが吹いて、それにつられて上村さんが吹いて、それを見て僕らもまた笑って……って、笑いの連鎖がどんどん起こってしまい、それを止めるのが一苦労でした」
――猫との撮影は、いかがでしたか?
「現場に猫がいてくれることで、不思議と怒ったりピリピリしたり、そうした負の感情をあらわにする人がいなかった気がします。とても穏やかに撮影は進みました。不思議と猫の周りに人が集まっていくんです。猫と誰かが遊んでいると『いいなー!』って思うのかな。だから――間違いなく僕らが、猫に飼われていました(笑)。もちろん良くも悪くも猫はマイペースなので、猫とのシーンの撮影はなかなか大変でした。ひたすら、猫を信じて演じましたね」