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仕事・人生

細田佳央太「抱っこするのは初めて」 猫とふれあって学んだこととは

公開日:  /  更新日:

著者:和栗 恵

フレンチブルドッグを飼育していた経験も まん丸な猫が好き!

『ねこ物件』は心が疲れている人に特に観てほしいと語る細田さん【スタイリング:岡本健太郎/ヘアメイク:菅野綾香/写真:舛元清香】
『ねこ物件』は心が疲れている人に特に観てほしいと語る細田さん【スタイリング:岡本健太郎/ヘアメイク:菅野綾香/写真:舛元清香】

――もしも細田さんが飼うとしたら、どんな猫がいいでしょうか?

「理想は毛足が長く、モフモフしていて、丸っこい子がいいですね。換毛期はとても大変だと思いますが、それを差し引いてもモフモフがいい。実家でフレンチブルドッグを飼っていたこともあり、丸っこいのが好きなんです。なので猫も、一見、猫だかボールだか分からないくらいの子がいいと思います。性格はおっとり系がいいですね」

――劇中で猫に関する格言などがたくさん出てきましたが、心に残っているのは?

「『猫は人をつなぐ』という言葉です。猫も犬もどんな動物でも同じことが言えると思うのですが、生き物って本当に不思議なパワーがありますよね。ただ、それだけに疑問も浮かびます。もしも猫や犬が人間の言葉を話せたらどうなるんでしょうね。『寄ってくんな!』とか猫に言われたら……。それでも人は猫を好きでいられるんでしょうか。気になります!」

――それでは最後に、『劇場版 ねこ物件』は、どんな人に観てもらいたいと思いますか?

「そうですね。いろいろな方に観ていただきたいと思っていますが、その中でも仕事がうまくいっていなかったり、人間関係で悩んでいたり、そうした、心が疲れている人にぜひ観ていただきたいです。僕自身、猫のマイペースさに救われるような気がしたんですよね。ああ、そうだ、人間だってわがままになる時があってもいいんだ、って。映画を観て、優しいストーリーに癒やされて、マイペースな猫に救われて、少しでも日々の疲れを和らげてもらえたらうれしいです」

『劇場版 ねこ物件』(c)2022「ねこ物件」製作委員会 8月5日(金)より新宿ピカデリー他全国公開 制作・配給:AMGエンタテインメント

◇細田佳央太(ほそだ・かなた)
2001年12月12日生まれ、東京都出身。小学2年生から活動を始め、ドラマや映画で活躍。『町田くんの世界』(2019/石井裕也監督作品)では、1000人を超える参加者のオーディションを勝ち抜き、映画初主演。「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール」(2021・日本テレビ系)では全盲の高校生を熱演し、話題を集めた。7月20日(水)からは「家庭教師のトラコ」(日本テレビ系)にも出演する。

(和栗 恵)