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ウナギと梅干しがNGといわれる真相 山椒が定番なのはなぜ?

著者:Hint-Pot編集部

教えてくれた人:和漢 歩実

ウナギのかば焼きに山椒(写真はイメージ)【写真:写真AC】
ウナギのかば焼きに山椒(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 夏に迎える「土用の丑の日」には「う」の付くものを食べると暑さに負けないとされ、ウナギのかば焼きを食べる風習は今も受け継がれています。そこで同じく、暑い季節に食べたい「う」の付く食べ物が梅干しです。しかし、“ウナギと梅干し”は食べ合わせが悪いとされるものの代表格。実際はどうなのでしょうか? 一方で、ウナギのかば焼きに定番の調味料・山椒は成分の面でも相性が良いのだとか。栄養士の和漢歩実さんにお話を伺いました。

 ◇ ◇ ◇

ピリッと辛い山椒 古くから消化を助けることで注目

 店頭で売られているウナギのかば焼きには、粉山椒の小袋が付いていることが多いと思います。山椒は日本で古くから使われてきた香辛料の一つ。粉山椒は熟した山椒の実をすりつぶしたもので、ピリッとした辛味にさわやかな酸味があります。

 ウナギのかば焼きに用いられるようになったのは、昔のウナギはエサの影響でとても臭みが強かったことが関係しているようです。その臭みを消すために山椒が添えられるようになり、現在では定番の薬味になりました。

 山椒のピリッと辛い成分であるサンショオールは、消化を助けることで知られています。消化促進の効果は古くから注目され、漢方薬としても使われてきました。脂質の多いウナギとの相性は良いといえるでしょう。また、抗菌効果があり食中毒予防にも。暑い季節に食べることが多い状況からも、“ウナギと山椒”は相性の良い組み合わせです。

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