お金
レンタルや積立サービスをフル活用 FPが教えるすぐ真似できる節約術とは
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食費、光熱費、燃料費など、とにかく値上げが続く最近の家計事情。消費者にとっては頭が痛い問題です。どうせなら賢く消費したいという思いが募りますよね。ファイナンシャルプランナーの資格を持つフリーアナウンサー、橋浦多美さんがお金について解説する連載の第6回。今回は「賢く消費する」がテーマです。消費項目ごとに見ていきましょう。
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節約のおさらい まずは固定費の見直しを
節約について、これまで何回かにわたって説明してきました。まずはこれまでのポイントをおさらいします。
家計を見直す順番は、「1に固定費、2に変動費」が鉄則です。固定費とは、一定の金額で定期的に発生する費用を指します。狙い目は、次の項目。
・携帯電話やプロバイダーなどの通信費
・自動車関連費
・保険料
・サブスクリプションのサービス料
固定費は一度見直せば、食費や光熱費といった変動費を減らすよりもずっと楽に節約することができます。とはいえ、抑えられるところはきちんと抑えたいですよね。食費と光熱費は、それぞれ次のことに気を付けると良いでしょう。
○食費
1. 家計簿をつける
2. 予算を作る
3. メモを持って買い物をする
4. コンビニには行かない
5. ポイントやクーポンを上手に利用する
○光熱費
1. クレジットカード払いにする
2. いらない電気を徹底的に消す
3. アンペア数の見直し
4. 機会を見て省エネタイプの家電に買い換える
こういった日常の節約は、家族が一丸となって実行しなくては効果がありません。ぜひ、家族で一緒になって取り組んでほしいです。