Hint-Pot | ヒントポット ―くらしがきらめく ヒントのギフト―

お金

レンタルや積立サービスをフル活用 FPが教えるすぐ真似できる節約術とは

公開日:  /  更新日:

著者:橋浦 多美

すぐ着られなくなる子ども服 あえてブランドものを狙うべし!

短期間しか着られない子ども服は、あえて定番ブランドのものを(写真はイメージ)【写真:写真AC】
短期間しか着られない子ども服は、あえて定番ブランドのものを(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 続いて、こちらも変動費である、衣類や雑貨など「ファッションに関する買い物」についてです。皆さんは、どんなところにポイントを置いていますか? 安ければ安いだけ良いでしょうか?

 私が子どもの洋服などを買う時に決めているポイントは、次の2点です。

1. すごく安いものを買って使い切る
2. 中古でも売れるブランドものを買う

 私には小学2年生の双子の男の子がいます。衣服はすぐにサイズアウトするし、ちょっとの間しか使わないで不要になるものがあります。

 もちろん直接肌に触れるものなどは、基本的に使い捨てなので安いものを狙います。しかし、その他のものは、基本的にブランドものを購入します(アウトレット含む)。

 この時、「中古で売ったらいくらになるか」という視点が大切です。そのため、年代や性別ごとの王道ブランドで購入しています。

 例えば、男の子だったら「ラルフ ローレン」「トミー ヒルフィガー」など。女の子の赤ちゃんだったら「ファミリア」や「ミキハウス」などを選びます。広く知られたブランドで、なおかつブランドロゴが全面に出ているようなものが良いでしょう。

 子どもは1、2シーズンでサイズアウトしてしまうため、もったいないと感じるかもしれません。けれども、着られなくなった服でもきちんとしたブランドだと、良い値段で売れたりします。私は、売買するのにフリマアプリを使用しています。

おもちゃは売ることを前提に大切に使おう!

 これは子どものおもちゃにも同じことが言えます。年齢や月齢によって通る王道のおもちゃ。これも中途半端に安いものよりも、名の通ったものの方が重宝されます。

 男の子だったら「トミカ」、女の子だったら「シルバニアファミリー」などです。上記に挙げたような年齢に応じて必ずブームが来るようなアイテムは、いつか売ることを前提に、箱を取っておくことやなるべくきれいに使うことが大切です。ケアをして使うと、中古でも買い手が見つかりやすくなります。

 フリマアプリは、買いすぎた食品などを売るのにも便利です。例えば、会員制スーパーマーケットのコストコで大量買いしたのは良いものの、使いきれない、食べきれないという時。ただし、最近は送料が高いので、大きすぎるものは元が取れなくなってしまうことも。送料と見合ったものにしましょう。

 また、フリマアプリによって、安全面や衛生上の観点から、食品を出品にはさまざまな注意事項があるので、きちんと確認してから出品してください。

洋服やバッグも「レンタル」が便利!

 最近はシェアリングサービスやレンタルが人気ですね。無駄にしないという意味ではお金もそうですが、環境に優しく、買い物をする時間の節約にもつながります。

 例えば、スタイリストが選んでくれる洋服のレンタルサービス。あらかじめ自分のサイズや写真、好みの服などを登録し、月額料金を支払います。するとコースに合わせた着数で、自分に合った流行りのコーディネートをプロが組んで、自宅まで発送してくれるのです。

 奮発して買った服も、デザインや流行りは毎年変わるので、今年っぽくないと感じることもあります。毎シーズン、トレンドの服が着られて、スタイリングを考える時間も時短できるという大きなメリットがあります。

 また、洋服がかさばってスペースを取られ、イライラすることもありません。衣替えの時間も短縮できるので、忙しい現代の私たちの生活にぴったりだと思います。

 バッグや小物もそう。このところの円安も加わって、海外からの輸入ブランド品は値上げの一途。そういった意味でもコスパ良く使えるでしょう。一度利用してみる価値はありそうです。

 レンタルに限らず、シェアリングも流行っていますね。車や習い事、スペース、宿などサービスはいろいろ。新しいものを利用してみるという前向きな気持ちで利用して見ても楽しそうですね。