からだ・美容
コロナ禍で乳がん手術と入院 経験者が語る必要な準備とおすすめ入院グッズ
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コロナ禍での入院 気持ちを穏やかにするグッズも必要
その他、実用性があって便利だったものをご紹介しましょう。
〇キャンプ用のカトラリー:コンパクトに持ち運べる(箸やフォークなどが自前になる場合がある)
○タンブラーといろいろなお茶のティーバッグ:保温効果もあって、水筒より洗いやすい。いろいろ飲めるのも楽しみの一つ
○S字フック:ベッドや棚に何かと引っかけられて便利
○延長コード:スマートフォン、Wi-Fi、パソコン、タブレットなど充電するものが多い
○耳栓:複数人部屋の安眠対策
○密閉保存袋:あれば何かと便利
その他、友人がプレゼントしてくれたルームスプレーやピローミストなどのリラックスグッズ、好きな香りのボディスプレーも重宝しました。病院という場所柄、他の患者さんもいるので強い香りのものは控えた方がいいですが、身の周りがほんのり香るだけでも気持ちが穏やかになりました。
どうせ入院するなら最大限快適に過ごそうと、1週間の入院に長期海外旅行ばりのスーツケースで挑んだ私。同居している兄も仕事があるので、洗濯や荷物運び、女性ならではの細かい荷物はなかなか頼めません。
特に、今回はコロナ禍の入院ということもあり、家族や友人など一切のお見舞いはNG、荷物の引き渡しは受付を通してのみ可(直接受け取れない)、コインランドリーも利用NG。そのため、必要以上にいろんなグッズを持ち込んだわけですが、不要だったものはあまりありませんでした。
入院、手術、どうなるか分からない術後の状態……大丈夫だと分かっていても、初めてのことだらけで緊張することが多い病院生活。実用的なものに加えて、少しでもリラックスして気持ちが癒やされるアイテムがおすすめです。
(島田 みゆ)
島田 みゆ(しまだ・みゆ)
1983年生まれ。社会人教育関係の会社で企画編集として11年勤めたのち、旅や食分野のライター、ヨガ講師、海外ツアーコンダクターの複業フリーランスに。コロナ禍で旅行の仕事が休業状態になり、好きな旅行ができないのであればと2022年からの海外生活を見据えていた矢先、38歳で乳がんが判明。3月に右胸全摘出手術を終え、現在も治療を続けながら、自身の経験を踏まえて多くの女性の心と体を健康に役立つ発信・活動をしたいと考えている。
ツイッター:@myuu_works
note:島田みゆ | 取材ライター×ヨガ講師×海外ツアコン