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漫画

退学を決意した教え子に先生が…“人生の転機”描いた漫画に感動の声続出 「ほろっと涙が」

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

「一番の糧は、いろいろな選択肢を提示してくれる先生と出会えたこと」

 心温まるエピソードで多くの人の感動を誘ったるしこさんの漫画。先生とのその後の交流や生きる糧になった教えなどについて、お話を伺いました。

Q. 1年後、正式に退学される際に担任の先生にご連絡されましたか?
「中退後も何かにつけ学校を訪れ、時には相談を、時には雑談を聞いていただいていました。退学時には『仕事がうまくいっている』という話を聞いて安心していたように記憶しています」

Q. 先生とはその後も交流はされていますか?
「一年の近況報告などを添えた年賀状のやりとりを8~9年ほど続けていました。結婚を機に私から挨拶とお礼をして、年賀状じまいとさせていただきました」

Q. 他にも、先生からの教えで生きる糧になっていることがあれば教えてください。
「当時は自分のあり方や生き方について試行錯誤をしている最中でしたので、たくさんの学生を見てきた先生から、似たような性格の卒業生の今や、漫画家だけではない進路選択のお話を聞けて参考になりました。でも一番の糧は、『中退したい』と言い出した生徒にニコニコといろいろな選択肢を提示してくれる、そんな先生と出会えたことだと思っています」

Q. もしお子さんが将来、学校を辞めようか悩んだ時にるしこさんはどんな風に応援してあげたいと思いますか?
「自身の親は、絵に関しても学校に関しても『あなたが幸せならそれが一番』と言ってくれたので、私もそうありたいと思っています。中退経験者としてメリットやデメリットを教えてあげられるのは強みですね!」

Q. 心に残った読者からの感想などあれば教えてください。
「『こんな先生に出会いたかった!』というコメントが多かったです。10代の多感な時期に出会う、親でも友達でもない教師という存在の大きさを思います」

(Hint-Pot編集部)