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ヒマワリの切り花は日光に当てていい? 長持ちさせる3つの「ない」とは
公開日: / 更新日:
教えてくれた人:のなか りえこ
長持ちさせるコツ 3つの「ない」を実践!
ヒマワリの花にはギラギラと輝く太陽の下で咲き誇るパワフルなイメージがありますが、切り花としてお部屋に飾る際は注意が必要です。長持ちさせるコツとして、次の3つの「ない」を実践してください。
○太陽が当たる場所に飾らない
室内では直射日光が当たらない場所に飾りましょう。太陽が当たる場所に置いてしまうと、花や葉から水分が抜けやすくなり長持ちしません。またエアコンの風にも注意しましょう。乾燥してしまい、花がすぐに弱ってしまいます。直射日光とエアコンの風が当たらない涼しい場所で飾りましょう。
○葉を残さない
茎の葉があると水が下がりやすく、花が長持ちしません。必要なところは残しても大丈夫ですが、水に浸かる下の葉はしっかりと取り除きましょう。大きめの葉や変色している葉も同じです。
○花瓶に水はたっぷり入れない
茎に生えている細かい毛が水に浸かっていると、菌が繁殖しやすい状態になります。傷みやすくなるので、なるべく水に浸かっている茎の部分を少なくした方が長持ちするでしょう。水がなくならないように注意を。
ヒマワリに限らず、花瓶の水はきれいな状態を保つ必要があります。少し手間になりますが、特に暑い季節はこまめな水替えと、水の吸い口を良くするために茎の切り戻しをしましょう。最初は茎を長めにして深い花瓶に飾り、切り戻しながら浅い花器にしていくのも楽しいですね。花に重みがある場合は、口が狭い花器に1輪ずつ飾るのもおしゃれです。
ヒマワリ以外にも 部屋に飾って楽しみたい夏の草花
ヒマワリだけではなく、夏を代表する花は他にもあります。夏のお部屋に飾りたい花をご紹介しましょう。
○アンスリューム
花のように見える色がついた部分は仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれる部分。花は中央の尾のような紐状の部分(肉穂花序、にくすいかじょ)に多数ついていますが、小さくて目立ちません。グリーン、白、赤、ピンク、薄紫など色も豊富なので、好みのものを。
○クルクマ
ショウガ科の植物。花弁のように見える色付いた部分は苞(ほう)と呼ばれる部分で、花はその隙間で隠れるように咲きます。花の形は独特で、トロピカルな雰囲気も。色はグリーン、ピンク、白色があります。
(Hint-Pot編集部)
のなか りえこ
フラワー&グリーンコーディネーター。インテリア商材を扱う仕事から花の世界へ。現在はフリーで活動中。花と植物に関する提案・制作(装花・装飾・植栽など)を中心に行う。
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