漫画
赤ちゃんの泣き声を謝罪する母親 優しい世界に約3万人称賛 「マダム素敵すぎる」
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「別にいい話にしたつもりないんだ…」 説明して回りたいという作者
自身が想定していたのとは異なる、思わぬ層に広まってしまい戸惑いを覚えているという関口さんに詳しいお話を伺いました。
Q. 今回のエピソードを漫画に描いた理由を教えてください。
「この漫画は、オタクの友人らに向けて『オタクじゃなくても“新規の悲鳴”は健康にいいっていうんだね』みたいなノリで描いたつもりでした。しかし、おばちゃんの言葉がいい話として、オタクじゃない層に思いがけず拡散されて戸惑っています」
Q. この出来事はいつ頃のことですか?
「7月下旬の話です。ゴミを捨てに行くと犬の散歩中のご近所さんに遭遇することが多く、立ち話になることが結構あります」
Q. 時に、赤ちゃんの泣き声や子どもの声に関してネガティブな意見を目にすることがあります。関口さんはどのように感じていますか?
「中にはネガティブに思う方もいるでしょうが、子どもに寛容な(むしろウェルカムな)人も本当にたくさんいて、見守っています。子育て真っ只中にいる親御さんたちには、あまり萎縮せずにいてほしいと伝えたいですね」
Q. 赤ちゃん連れのお母さんとは、この後何かお話はされましたか?
「そのお母様は『そう言っていただけると……でも、ほんとすみません(汗)』みたいな感じで去って行きました。そのため、特にお話はしませんでした」
Q. 読者の感想を読んで気がついたことがあれば教えてください。
「本当に思いがけない方向に拡散されたので『いや、みんな……“新規の悲鳴”ってオタク用語があってね……。それを思い出しただけで別にいい話にしたつもりないんだ……』と説明して回りたいです(笑)」
コミックエッセイ「飼っていない猫」(講談社刊)など、多数の著書を持つ関口さん。9月からは「週刊ヤングマガジン」で新連載が始まるそうですよ。今から楽しみですね。
(Hint-Pot編集部)