ごはんのために一度帰宅したねこさん　家に入ると真っ先に食事

　自然豊かな地域だけに、写真からも分かる通り今の気候はねこさんにとっても気持ちが良いのでしょう。話題になった写真の瞬間は、日課の外回りから帰宅を知らせる場面でした。

「私は息子と少し遅く起きるので、その頃を見計らってごはんのために一度帰宅するのがだいたいのルーティンです。なので、これは『開けてー』という普段の合図。そうして帰ってくると真っ先に食事です（笑）。水曜日はチューブ型おやつ、週末はとろとろごはんがもらえるので、そういう日はすりすりして『ごはんください』とアピールします」

　飼い主さんはこの写真に「はいはい開けます開けます」とメッセージを添えてツイッターに投稿。すると17.7万件もの“いいね”が集まりました。リプライ（返信）には「ω←ここかわいい」「遠目から見ると笑ってる風に見えて、近づくとちょっとむっとしててかわいい」「窓もお外も素敵。ジブリみたい」ですと、ねこさんの口元の“ω”や表情などに注目する反響が多く寄せられています。

　また、「来たよーふふんって顔してる」「ヨッ来たよ。開けて開けて」などねこさんの気持ちを代弁する声もあり、愛猫家はねこさんの虜に！　さらに海外からの反響も多くありました。

ハスキー犬50頭と同居　その理由と気になる関係性は？

　ねこさんは元々、友人の飼いねこでしたが、事情により飼い主さん一家がお迎えしました。当時は一緒に暮らしていたわんちゃんが旅立ってしまった頃だったため、飼い主さんは「本当に良いご縁になりました」と当時を振り返ります。

　そして現在のねこさんは、約50頭のハスキー犬と同居中。「なぜそんなにたくさんのいぬたちが……」と驚きますが、実は地域で盛んな犬ぞりと関係があります。飼い主さんご夫婦は犬ぞりツアーを営む会社にお勤めなのだそう。そこで気になるのは、わんちゃん軍団とねこさんの関係性です。

「ハスキー犬たちがねこさんと遊ぶことはないものの、ねこさんが“ボス”だということは大体分かっていると思います。いぬたちは異変があるとすぐ吠えますが、ねこさんが歩いているくらいではもう吠えなくなりました。一方でねこさんは、いぬが家に入ってくるのを嫌うため、夫がたまに連れ帰るとねこパンチをわざわざしに行きます」

　何とも勇ましい“ボス”ですね。とはいえ、いぬたちの様子は気になるらしく、食事の様子をじっと見つめる姿なども公開されています。これからも、ねこさんのさまざまな表情を楽しみにしたいですね！

（Hint-Pot編集部）