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「首」から異変? からだに負担の少ないスマホの持ち方とは
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教えてくれた人:長谷川 奏美
気になる場合はセルフチェック 医療機関で検査も
自分がストレートネックなのか、気になった方もいらっしゃるのではないでしょうか。自宅で簡単にできるセルフチェック法を、長谷川副院長に聞きました。
「壁を背にして、背筋を伸ばして立ってください。この際に後頭部、肩甲骨、お尻、かかとの4箇所が無理なく壁につけば、クリアです」
もしも、意識的に頭を倒さないと後頭部が壁につかない場合は、ストレートネックのリスクは高いということに。
「すでに気になる症状が出ている方で、セルフチェックもNGだった場合には、医療機関でのレントゲン検査をお勧めします」と長谷川副院長。
対策としては、まずスマートフォンなど携帯電話の持ち方を意識してみましょう。持つ手が肘から手の甲まで真っ直ぐになるようにするのが、からだに負担の少ない持ち方になるそうです。
「スマホを持っていない手を握り拳にして、肘を曲げて、拳がスマホを持っている腕と体の間に入るようにして、スマホを持つ手を支える格好にします。すると、意外に簡単にスマホの位置と目線が同じ高さになり、楽な状態で操作できます」
また、睡眠時の枕の高さも変えてみるのもポイントのひとつといいます。
「枕が高すぎると、睡眠時に首を真っ直ぐな状態にしてしまいます。からだの下にタオルを敷いて、相対的に枕の位置を低くしてもいいかもしれません。一気に枕の高さを変えると、睡眠の質が下がることもあります。調整して徐々に下げていくことも大事です」
今一度、首をいたわってみませんか。
(Hint-Pot編集部)