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アサガオにヒルガオ…「顔」が付く夏の花4種 違いはどこに? 1つだけ“仲間外れ”も
公開日: / 更新日:
教えてくれた人:のなか りえこ
1つだけ“仲間外れ”がいる? 実はヨルガオもある
アサガオと同じように「顔」が付く花には「ヒルガオ(昼顔)」と「ユウガオ(夕顔)」、「ヨルガオ(夜顔)」もあります。咲いている時間帯はそれぞれ異なり、またユウガオだけウリ科の植物のため種類が異なる“仲間外れ”です。それぞれの特徴を見てみましょう。
○ヒルガオ(ヒルガオ科ヒルガオ属)
花は朝から咲きますが、昼になっても咲き続けることからこの名が付いたといわれています。小ぶりでピンク色の花は日本各地に自生しており、古くから親しまれてきました。地下茎を伸ばし、繁殖力が旺盛なことで知られています。
○ユウガオ(ウリ科ユウガオ属)
夕方から開花し、翌日の午前中にしぼみます。アサガオやヒルガオとは違うウリ科の植物で、アフリカ、アジアの熱帯地方が原産です。花の形は縮れた花びらが5枚に分かれています。日本では古くから栽培され、実がかんぴょうの材料になることこともよく知られているでしょう。
○ヨルガオ(ヒルガオ科サツマイモ属)
アサガオとは対象的に、艶やかな雰囲気がある夜型の花。日が暮れて暗くなると咲き始め、夜に白い大ぶりの花を咲かせて周囲に香りを放ち、朝にはしぼんでしまいます。「白花夕顔」という園芸種の名があるのでヨルガオをユウガオと呼ぶ人もいますが、先に説明したユウガオとは違う植物です。
アサガオとヒルガオ、ユウガオ、ヨルガオは、最盛期には次々と花が咲きます。しかし実は1つの花の寿命が短く、その日だけで花期が終わる「一日花」です。アサガオは涼しくなってくると翌日まで咲き続けることもあるようですが、咲いている様子を見かけたらその日のうちにそれぞれの「顔」を楽しみたいですね。
(Hint-Pot編集部)
のなか りえこ
フラワー&グリーンコーディネーター。インテリア商材を扱う仕事から花の世界へ。現在はフリーで活動中。花と植物に関する提案・制作(装花・装飾・植栽など)を中心に行う。
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