漫画
故人からの贈り物 夏の夜の切ない物語に約7万人感動「素敵な温かい話」
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夏の夜に静かに燃える送り火に「昔から惹かれている」
作者の羊の目。さんに、今回のお話を描いた経緯やお盆の思い出などについてお話を伺いました。
Q. 今回の漫画を描こうと思ったきっかけを教えてください。
「お盆という文化、その中でもとりわけ『送り火』というものに昔から惹かれているからです。夏の夜に静かに燃える火を見ると、切ないような優しいような不思議な気持ちになります。数年前にも送り火の漫画を描いていますので、そちらもよければご覧ください」
Q. 登場人物にモデルはいますか?
「モデルはいません。ただ、祖父の吸っていたタバコがラーク マイルドでしたので、それを少しもじった名前のタバコを作中に登場させました」
Q. 今年のお盆はどのように過ごされましたか?
「この漫画を描いていたら終わりました」
Q. お盆の思い出を教えてください。
「親戚のおじさんたちがたくさん来て、甲子園を観ながらみんなで盛り上がっていたような光景が思い浮かびます。にぎやかでした」
今年の2月には「アウトサイダーズ」(実業之日本社刊)というオールカラーコミックスを上梓した羊の目。さん。いじめや教育問題に向き合った作品で、こちらも心温まる号泣必至の一作です。SNSでも不定期で新作を発表しており、今後の作品も楽しみですね。
(Hint-Pot編集部)