壮大な自然が魅力の北海道には野生動物がいっぱい。道央や道東エリアなどをドライブしていると高い確率で遭遇できるのがキタキツネだそう。そんなキタキツネが初めてみる三脚にドキドキしながら近づく姿が話題です。朝霞に覆われた美しい北の大地の山々と愛らしいキタキツネのコラボレーションも絶妙です。動画を撮影したAkira KOIKE（ポテチ）@森へ帰りたい（@potechi5963）さんに撮影時のお話を伺いました。（※野生のキタキツネは寄生虫のエキノコックスに感染している場合があるため、見かけても触れないでください）

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朝の絶景を撮影しようと三脚をセッティング　現れたのはキタキツネの赤ちゃん

　YouTubeチャンネル「旅する秘密基地」を運営するポテチさん。車中泊をしながら、北海道の自然と動物たちが生み出す数々の絶景を撮影するというテーマです。

　今回話題になった動画は、富良野エリアで日の出前の朝焼けの風景を撮影しようとした際の出来事でした。「三脚が気になりすぎるキツネと過ごす朝でした」というメッセージが添えられた動画には、美しい景色を前にセッティングされたカメラの三脚に1匹のキタキツネが恐る恐る近づく姿が収められています。

　数々の野生動物を撮影してきたポテチさんの見立てによると「恐らく今年の春に生まれた個体で野生」とのこと。「これは一体何だろう？」といった様子で、左右の前脚をそろりと三脚に伸ばしています。でも触る勇気まではなく、ちょっとへっぴり腰になっているようです。

　食べ物なのか、生き物なのか、初めて目にする謎の物体。その正体を探りたい好奇心は止まらず、くんくんと地面の匂いを嗅ぐ仕草も見せました。そこで最後は「あっ」と少し顔を上げ、撮影していたポテチさんに気づいたようです。

　その一連の様子がツイッターに投稿されると、瞬く間に6万件近い“いいね”を集めて話題になりました。リプライ（返信）には、「かわいすぎてほっこりします」「三脚に脚が届いてないのかわいいいなぁ」「めんこいね～」「かわいいい……美しい……」「私、三脚になりたい」など、子ギツネのかわいらしさにノックアウトされた人たちのからの声が。

　また「キツネって人懐っこいんですね！」「ドキドキしながらも気になるのですね」「最後の人間!?　って感じ好き」と、普段見かける機会がないキツネの姿に注目する声もたくさんありました。