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お出かけ

「10年前に食べた定食を探して」 ホテルのコンシェルジュに何をどこまで頼める?

公開日:  /  更新日:

著者:小林 千花

どんな小さなリクエストでも、まずは相談してみることが大切

さまざまなホテルに宿泊し、その魅力を発信する小林千花さん【写真:荒川祐史】
さまざまなホテルに宿泊し、その魅力を発信する小林千花さん【写真:荒川祐史】

 日本人の控えめな性格が影響し、海外に比べるとコンシェルジュを利用する方は少ないそう。お客様の中には「これがあれば」「あれをしてほしかった」と思う一方で、「こんな小さなお願いはホテルの方に申し訳ない……」と、我慢してしまう方もいるようです。

 私はコンシェルジュデスクがあると、チェックイン後に「何日まで滞在するのでよろしくお願いします」と挨拶に行き、毎日コミュニケーションを取るようにしています。

 小さなことでも気軽に相談してみることでコミュニケーションも生まれますし、滞在中に何か問題があったらこの人に相談しようと思える存在になり、滞在中の安心感も変わるもの。直接話すのが恥ずかしいという方は、客室の電話でコンシェルジュデスクにつないでもらうといいでしょう。

 コンシェルジュの利用方法にルールはありません。そのホテルでしか味わえないアクティビティをリクエストするも良いですし、どんなに小さなお願いでも大丈夫です。まずは、コンシェルジュの方とコミュニケーションを取ってみるのもいいかもしれません。

 コンシェルジュサービスのあるホテルに宿泊したら、上質なホテルステイを実現するためにも、“おもてなしのプロ”であるコンシェルジュサービスを利用してみてはいかがでしょうか?

(小林 千花)

小林 千花(こばやし・ちか)

1995年10月3日、東京都港区生まれ。2018年から生島企画室に所属し、舞台を中心に俳優として活動。株式会社ファーストキャビンHD取締役。「美人百花」(角川春樹事務所発行)の専属読者モデル。特技は「一度お会いした人の顔と名前を覚えられる」。趣味はホテルめぐり、宝塚観劇。「利き酒師」の資格も持っている。身長155センチ、血液型O。