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「リアルすぎてかわいい」 バッグから顔を出す小動物 実はブローチに約2万人驚愕

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

精巧な作りに「本物?」の声も【写真提供:ゆかりん Y's Felt Art(@ysfeltart11)さん】
精巧な作りに「本物?」の声も【写真提供:ゆかりん Y's Felt Art(@ysfeltart11)さん】

 動物と一緒に暮らす飼い主さんにとって、いつでもどこでもペットと一緒にいたいという思いは当然でしょう。とはいえ、犬や猫と比べて一緒のお出かけが難しい動物もいます。いつでも大切な“家族”の存在をそばに感じていたい……。そう願う人に向けて制作された、小動物の形をしたマグネットブローチが話題です。動物たちのやわらかい被毛から小さな手に至るまでリアルに再現した作品が、ツイッターで2万件を超える“いいね”を集めています。制作者のゆかりん Y’s Felt Art(@ysfeltart11)さんにお話を伺いました。

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細部にまでこだわり抜いた作品に込められた“優しさ”

 ハムスターやシマリスなどの小動物をモチーフに、そのふわふわの被毛と小さい手、愛らしい表情を丁寧に再現したマグネットブローチ「ひょっこりアニマル」。その名の通り、バッグにつければ“ひょっこり”と顔を覗かせているように見えます。制作者のゆかりんさんにとっても、会心の作だったようです。

「小動物をはじめすべての動物は、飼い主さんとの外出に何かしらの制限があることが多いと感じます。そこで、身につけることでどこでも気軽にペットとのお出かけ気分が味わえないかと考えました」

 小動物のリアルなかわいらしさや、思わず触りたくなるような質感を再現するために、ゆかりんさんはファーリークレイという技法を採用。粘土で作った土台にファーを貼り付け、羊毛フェルトの手法を取り入れた“技”です。

「材料はファーと粘土、羊毛フェルト、プラスチックアイ、マグネット、針金、合皮など。道具はニードルとハサミ、粘土用ヘラ、ボンドなどを使用しています。基本は頭でイメージしたものをそのまま形にしていくスタイルです。途中で軌道修正をしながら、しっくりくるデザインに収束させていくことが多いですね」

チンチラやウサギなどリクエストの声も

 芯の部分がしっかりしているため、ふわふわの手触りながら形が崩れないところもポイント。また、2つのマグネットでバッグを挟んで付着させるため、バッグに傷は付きません。万が一外れてしまった場合も、チェーン部分をバッグとつなぐことで紛失を予防できます。

「私自身が革製のバッグを使用することが多いため、どうにかバッグを傷付けないように作れないかと試行錯誤。このデザインを思いついた時はガッツポーズでしたね!」

 この作品がツイッターに公開されると、2.7万件の“いいね”が集まりました。リプライ(返信)には「『え、本物!?』と声を上げてしまいました」「かわいすぎて悶えました」「顔出してるのリアルすぎてかわいい」「ぜひバッグにつけてお出かけしたいです」という声が。

 また、「チンチラも作っていただきたいです」「ウサギさんはいないのですか?」など、次作のリクエストもありました。ちなみに、フェレットは過去に制作したことがあるそうです。