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エアコンのフィルター掃除 湿度も変化? 掃除前と掃除後で比較してみた
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暑さが収まり過ごしやすくなる秋は、大掃除のベストシーズン。夏の間に酷使したエアコンをしっかりメンテナンスして、寒い冬に備えたいですよね。とはいえ、エアコン内部は普段目につかないため、ついつい後回しにしてしまいがち。でも、これを見たら今すぐ掃除をせずにはいられなくなるかも!? フィルターを掃除すると、エアコンの効き目にどれほどの違いがあるのかを、掃除する前と後の温度差で比較しました!
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フィルター掃除は電気代の節約に 体感での違いは?
基本的な節電策といわれるエアコンのフィルター掃除。ダイキン工業株式会社の調査によると、フィルター掃除をした場合はしなかった場合と比べて、無駄な消費電力を約5割(48.9%)も削減できるそう。これは1か月の電気料金に換算すると、約800円の節約になります(※10年以上前のエアコンと、約3年分のホコリが溜まったフィルターで実験)。
電気代が減らせることは分かりましたが、実際に使用している時の体感にも違いは出るのでしょうか? そこで今回は、2か月間掃除をしていないフィルターを用いて、掃除前後での室温と湿度の差を検証していきます。
【実験場所】
部屋のドアを閉め、遮光カーテンをして外気熱に左右されないよう対策した8畳のLDKの部屋で実験。天候条件がよく似た2日に分けて実験を行いました。時間帯は夕方、外気温は31度でした。両日とも実験前には窓を開け、空気の循環を行っています。
【エアコンの設定温度】
温度は「27度」、風量は「弱」、湿度は「60%」に設定しました。