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新生児の事故 窒息はなぜ起きる? 一因描いた漫画に共感の声「本当に油断できない」

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

消費者庁も注意喚起 窒息事故防ぐには?

 こうした事故は、実際に少なくないようです。人口動態調査(令和2年)によると、不慮の窒息による4歳以下の子どもの死亡者数は63名。その約9割が1歳以下で発生しているといいます。

 そのため、消費者庁は就寝時の新生児や子どもの窒息死について、度々注意喚起を行っています。特に0歳児における不慮の事故死の中では、窒息によるものが占める割合が高いそう。新生児に限らず、子どもたちの窒息事故予防の方法として、次のように呼びかけています。

【子どもの窒息事故予防】
・かけ布団は、子どもが払い除けられる軽いものを使用し、顔にかぶらないようにしましょう
・寝ている子どもの顔の近くに、口や鼻を覆ったり、首に巻き付いたりするものは置かないようにしましょう
・子どもがうつ伏せで寝て、顔がやわらかい寝具に埋もれないよう、敷布団やマットレス等の寝具は硬めのものを使用しましょう
・寝かしつけの時に、添い寝をして意図せず寝込んでしまう、また同じ寝具で就寝している際に大人の体の一部で圧迫してしまわないように、できるだけベビーベッドで寝かせましょう
・1歳になるまでは、寝かせる時は仰向けに寝かせましょう。

 事故防止などの観点からも、新生児にはかけ布団は必要ないともいわれています。代わりにおくるみやスリーパーなどを使用するといいようです。

(Hint-Pot編集部)