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お出かけ

知っておきたいホテルの基本マナー やってはいけないドレスコードやリクエストとは?

公開日:  /  更新日:

著者:小林 千花

大切なのは、サービスに対するリスペクト

さまざまなホテルに宿泊し、その魅力を発信する小林千花さん【写真:荒川祐史】
さまざまなホテルに宿泊し、その魅力を発信する小林千花さん【写真:荒川祐史】

「やってもらって当たり前」と思ってしまいがちなマナーや、日本ではあまりなじみのない文化も、知っておくとさらにホテルステイが充実したものになるはず。

○お部屋を出る時のマナー
 当たり前のことですが、お部屋を出る時には使用したものを片付けてから出るのがマナーです。お部屋にあるものはすべて忘れ物扱いになります。お菓子のゴミや食べ残し、ペットボトルなどはすべてゴミ箱へ入れるようにしましょう。

 また、使用した備え付けのコップ類はすすぎ、タオルはバスルームにまとめて置いておくと親切です。

○“心づけ”のマナー
 海外でホテルを利用する時、部屋を清掃してもらった時などにチップを用意しますよね。日本では、チップの代わりにサービス料を請求するシステムが一般的なので、基本的にチップを渡す必要はありません。

 しかし、プロポーズの手伝いや、何か特別なサービスをしてもらった場合は、白い封筒や懐紙に入れるなどして、1000円~3000円ほどの“心づけ”を渡すことがあります。“心づけ”は感謝の気持ちも伝えられますし、サービスした方のモチベーションにもつながります。

 ホテルという空間を共有している上で、他のお客様のことを気遣う気持ちは大切です。また、泊まらせていただくという姿勢で、お互いにリスペクトを持った行動が取れる人こそマナー上級者といえるでしょう。

(小林 千花)

小林 千花(こばやし・ちか)

1995年10月3日、東京都港区生まれ。2018年から生島企画室に所属し、舞台を中心に俳優として活動。株式会社ファーストキャビンHD取締役。「美人百花」(角川春樹事務所発行)の専属読者モデル。特技は「一度お会いした人の顔と名前を覚えられる」。趣味はホテルめぐり、宝塚観劇。「利き酒師」の資格も持っている。身長155センチ、血液型O。