どうぶつ
ねこが広い部屋でポツン その理由に13.9万人が涙 「こっちまで泣きそう」
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離れて暮らす家族の帰省はうれしいものですが、元の生活に戻る時の寂しさも避けることはできません。漫画家の六花チヨ(@ROkUHANA00)さん宅では、ねこちゃんもそんな寂しさを感じているようです。誰かを待つようにポツンと座っているのは、先日まで帰省していた息子さんの部屋。哀愁漂う後ろ姿がツイッター上で13.9万件の“いいね”を集めています。六花さんに詳しいお話を伺いました。
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毎年の夏と冬 ある人が帰ってくる時だけは…
「IS~男でも女でもない性~」などで知られる三重県在住の漫画家、六花チヨさん。現在は、スマートフォン向けコミックサイト「よもんだ」で「ジェンダー・コード~男らしさ、女らしさの鎖につながれて~」を連載中です。自身のツイッターアカウントでは、一緒に暮らすねこの女の子「ヌンヌン」ちゃんの日常などを紹介しています。
12歳のヌンヌンちゃんは、体の白黒柄がパンダ似。70年代に上野動物園で人気を呼んだパンダの「ランラン」と「カンカン」にあやかって、このお名前になりました。普段は六花さんにベッタリですが、毎年の夏と冬、ある人が帰ってくる時だけは違います。
「息子が帰ってくると見向きもされません。昼は息子の部屋で息子と一緒。息子が外出すると部屋の前で待機して、夜も部屋で寝ます。私がねこ缶を開けるとその音で部屋から出てきて、食べてから戻るんです」
大学進学を機に家を出た息子さんを健気に待つヌンヌンちゃん
六花さんの息子さんは、大学進学のため3年前から実家を離れています。三重県は稲刈りの時期が早いため、今年の夏も帰省してお手伝いをしていたそうです。そうして帰省は終わりましたが、ヌンヌンちゃんはそれを知りません。
そこで撮影されたのが、広い部屋の中で息子さんを待つ健気な後ろ姿。六花さんがこの写真をツイッターに投稿すると、13.9万件の“いいね”が集まりました。
リプライ(返信)には「こっちまで泣きそう」「なんか、ウルっときちゃいました」「ギュッと抱きしめてあげたくなりますね」など、とヌンヌンちゃんの一途な想いに涙する声が。また、「ねこさん息子さんのことが大好きなんですね」「楽しい日々だったんだねぇ」など、ヌンヌンちゃんの気持ちに寄り添う声もたくさん届いています。