子どもの遊びや学びに広がりを持たせてあげられる先生は「さすがプロ！」

Q. 今回の漫画を描こうと思った理由を教えてください。
「“灯油のやつ”を買ってほしいとおねだりする息子の発想が自由でかわいく、書き留めておきたいと思ったんです。子どもの発想は自由で、いろいろなことに興味や好奇心を持って柔軟だなあと思いました。

　また、保育園の先生が息子のアイデアを優しく受け止め、子どもたちの遊びに取り入れてくれたことがとてもうれしかったのも、漫画を描こうと思った理由です」

Q. 息子さんが“灯油のやつ”を持ってきた時、どんなことを考えていましたか？
「まず『えぇ～!?　それぇ～!?』という驚きが一番でした。メカっぽくて息子の心をくすぐったんだろうなぁ～と」

Q. 戸惑いながらも“灯油のやつ”を買ってあげようと決めた理由を教えてください。
「家では石油ファンヒーターを使用していないので『使わないなぁ～』と思いましたが、『たいそう気に入っているし、確かに面白そうな形しているし、楽しそうに見えるよね～』と息子の気持ちを汲んであげました。

　むしろ『家では石油ファンヒーターを使う予定がないから、汚れなくておもちゃとして良いかも』と思いましたね。『家の“灯油のやつ”以外は汚いから触っちゃダメだよ』と念入りに教えております」

Q. 息子さんたちが水遊びで使った様子は、実際にご覧になりましたか？
「先生から様子を聞き、とても楽しく遊んでもらえたようでうれしかったです。我が家でも息子とのお風呂時間に“灯油のやつ”で水を吸い上げたりして遊びました」

Q. 保育園の先生が水遊びに導入したことを知った時、どんな気持ちになりましたか？
「子どもの自由な発想・アイデアに並走して、遊びや学びに広がりを持たせてあげているのはとてもすごいと尊敬しました。『水遊びに良い！』と先生も柔軟にアイデアを出していたので、『さすがプロ！』だなと」

Q. 心に残った読者からの感想などあれば教えてください。
「何人かが『うちもこれで水遊びしている』と言っていて、子どもの興味をそそるアイテムなのだなぁと理解できましたね。息子もお気に入りで遊んでいます」

（Hint-Pot編集部）