Hint-Pot | ヒントポット ―くらしがきらめく ヒントのギフト―

どうぶつ

保護ねこ「キャスパー」がつなぐ縁 ボランティア団体と里親希望者の架け橋になる女性の「幸せのお礼」

公開日:  /  更新日:

著者:猫ねこ部

「Atelier Ai(アトリエアイ)」の看板猫「キャスパー」。花があふれる店内にひっそりと【写真:猫ねこ部】
「Atelier Ai(アトリエアイ)」の看板猫「キャスパー」。花があふれる店内にひっそりと【写真:猫ねこ部】

「人とねこに歴史あり」。元保護ねこ「キャスパー」と、その飼い主「愛」さんの歩みを3回に渡ってご紹介します。最終回の今回は、キャスパーを引き取り、保護ねこ団体への理解も深まる愛さん。命を救うために愛さんがとった行動とは。

 ◇ ◇ ◇

お客さんからも大人気の看板猫「キャスパー」

「キャスパーと出会えた幸せのお礼として、私にできるとしたらそのくらいしかないのかな」

 そう語るのは、横浜市青葉区にある花と雑貨のお店「Atelier Ai(アトリエアイ)」のオーナー愛さん。元保護ねこのキャスパーを飼っています。

 愛さんと一緒にお店に出ることも多いというキャスパー。小さな子どもに叩かれても怒ったりしない、とても穏やかで優しい看板猫です。お客さんからは「キャスパーみたいなねこだったら飼いたい!」「キャスパーちゃんを見たら飼える気がしてきた」と言われることも多いのだとか。