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からだ・美容

おしりの“劣化”ピーマン尻 簡単ヒップアップ2種で後ろ姿を若返り

公開日:  /  更新日:

著者:滝沢 ななえ

ヒップアップエクササイズ中・上級編1:ストレッチ

 おしりの下部を鍛えるためのストレッチをします。おしりと太ももの境目をくっきりさせ、ヒップアップします。境目のシワが気になる人はマストです!

 上手に筋肉を刺激するコツは、両脚を上げる際、股関節をしっかり伸ばすこと。そして、内ももにグッと力を入れることです。すると、たるみの気になるおしりの下部が引き上がり、ついでに内ももも引き締めてくれます。

 逆に、脚を上げる時に腰を反るイメージで行うと、おしりに効かない上、腰を痛める要因になります。腰を反るのではなく、恥骨を床に押し付ける意識で行うとうまくいきますよ。

腰を反らさず、股関節の伸展を意識(写真はスクリーンショット)
腰を反らさず、股関節の伸展を意識(写真はスクリーンショット)

【おしりの下部ストレッチ】
1. うつ伏せになり、重ねた両手に額をのせる。足首を交差させて両脚を組み、ももの内側を締める
2. ももの内側を締めたまま、恥骨を床に押し付けながら両脚を上げる。この時、床に対して脚が20度ほど上がればOK。上げたところで3秒キープ。2~3回繰り返す

ヒップアップエクササイズ中・上級編2:ヒップリフト

 2つ目はチャレンジ種目です。片脚だけで体を支えることで、おしりへの負荷がさらにアップし、おしりの一番トップにあたる丸みを作ります。効果を出すコツは、キープする時の姿勢。上げた方の脚を胸に近づけたら、下腹と太ももの角度が90度になるように意識すると、おしりに刺激がしっかり入ります。

(写真はスクリーンショット)
(写真はスクリーンショット)

【ワンレッグヒップリフト】
1. 仰向けで、両腕は伸ばして手のひらを上に向ける。膝を曲げて、かかとの真上に膝が来るようにする。両脚は拳1個分程度に開く
2. 腰を丸めながら、おしりを締めて持ち上げる。左脚の膝を曲げながら胸に引き寄せて3秒キープ。この時おしりが落ちないように注意し、胸から膝を一直線に保つ。左右各5~10回繰り返す

 この筋トレは週に3日程度、1日おきに行うのがおすすめです。さらに、日常生活ではできるだけ階段を使うように意識してみてください。

 実は、階段を上り下りするだけで、とても良いおしりのトレーニングになります。ただし、上り下りする際は猫背禁止です! 腰や背中が丸まったまま上り下りすると、太ももの前に力が入ってしまい、おしりに刺激が入りません。骨盤を立てるように意識することが大事ですよ!

(滝沢 ななえ)

滝沢 ななえ(たきざわ・ななえ)

1987年9月22日、東京・三鷹市生まれ。母親の影響で小学校2年生からバレーボールを始め、強豪の八王子実践中学・高校に進学。リベロとして「春高バレー」で活躍し、2006年の卒業後は「パイオニアレッドウィングス」に入団。“美しすぎるバレーボール選手”と注目された。2009年、チャレンジリーグの「上尾メディックス」に移籍。2013年に引退し、現在は都内で女性専用パーソナルジムのトレーナーを務める。