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傘が水を弾かなくなった! 長年メンテナンスしていなくても撥水力が復活する方法とは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

防水スプレーを使うと…思わず感嘆の声が!

 続いて、防水スプレーを使う方法です。防水スプレーには、大きく分けてフッ素系とシリコン系の2種類があり、傘には防水効果が高く汚れを防ぐフッ素系が適しています。

防水スプレーを傘から20センチほど離しまんべんなくかける【写真:Hint-Pot編集部】
防水スプレーを傘から20センチほど離しまんべんなくかける【写真:Hint-Pot編集部】

【防水スプレーを使用する方法】
1. あらかじめ目立たない部分に少しかけて、シミにならないか確かめる
2. 布地から20センチほど離し、全体にまんべんなくスプレーする
3. 風通しの良いところで完全に乾かす

【注意点】
・傘を完全に乾かした状態でスプレーする
・風通しの良い屋外でスプレーする
・シミになることがあるので、一か所に集中してかけない

折り目の部分もしっかり水を弾いています!【写真:Hint-Pot編集部】
折り目の部分もしっかり水を弾いています!【写真:Hint-Pot編集部】

 乾燥させた後に霧吹きで水をかけてみると、思わず感嘆の声が出てしまいました! 広い部分はもちろん、懸念点だった折れ目の部分もしっかり水を弾いています! 長年使ってきた傘でも、防水スプレーなら効果があると判明しました。

使用頻度によってお手入れ方法を使い分ける

 撥水力を復活させるには、使用期間によって方法を使い分けると良いようです。買って日が浅く、撥水力の低下があまり激しくないものなら、ドライヤーで日々のお手入れを行うと長持ちするでしょう。

 一方で、長く使用しているのにお手入れをしておらず撥水力が明らかに落ちている傘は、防水スプレーが効き目ありといえます。

 ただしどちらの方法も、ビニール傘には使えません。ビニール傘は熱に弱いため、ドライヤーを当てると変形することが。また、防水スプレーの場合は斑点が現れたり、ビニールを溶かしてしまったりする可能性もあります。

 秋雨のこの時期、傘のお手入れをして少しでも快適な秋を過ごしてくださいね!

(Hint-Pot編集部)