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実は簡単な里芋の煮っころがし 味を染み込ませる3つのポイント 下茹ではレンチンOK
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調味料の順番も味を染み込ませるコツ
味を染み込ませようと長時間煮すぎると、形が崩れやすくなるので注意しましょう。次の3つのポイントでおいしく味が染み込みます。
○調味料の順番
一気に入れず、順番を意識するだけで味が染み込みやすくなります。まずは煮崩れを防ぎ食材の旨味を引き出すみりんを入れ、次に味が染み込みにくい砂糖を。砂糖には他の調味料の味を染み込ませやすくする働きもあります。風味のあるしょうゆは最後です。
○火加減
沸騰したら弱火~中火でコトコト煮るのがコツ。強火で煮ると型崩れを起こしやすく、味も染み込みにくくなります。火が通ったら、仕上げに強火で調味料を絡ませると良いでしょう。
○落としぶた
鍋は平たいものを選び、里芋が重ならないようにします。そこに落としぶたをして、まんべんなく調味料が行き渡るようにしましょう。
意外に簡単すぎる!? 「里芋の煮っころがし」レシピ
以上のポイントを押さえて、「里芋の煮っころがし」を調理してみましょう。下処理に手間がかかる、長時間煮るなどといったイメージで気乗りがしなかった人も、下茹でのコツさえ掴めば簡単です。
○簡単! 里芋の煮っころがし
【材料】(2人分)
里芋 4個(200g)
だし汁 160ml
砂糖、しょうゆ、みりん 各大さじ1
【作り方】
1. 下茹でした里芋とだし汁、みりんを鍋に入れて、沸騰したら砂糖を加える
2. 落としぶたをして弱火~中火で3~4分煮る。しょうゆを加えてさらに3~4分煮る
3. 強火にして調味料を絡ませれば完成
イモ類の中ではカロリーが低めな里芋。栄養バランスも良いので、減量が気になりつつも食欲の秋を楽しみたい時にはおすすめです。ぜひ食卓に取り入れてみましょう。
(Hint-Pot編集部)