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漫画

映像で警察に通報 新情報システムを解説した漫画に6万人が称賛「役立ちそう」

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

漫画のワンシーン【画像提供:志水恵美(@shimizoon)さん】
漫画のワンシーン【画像提供:志水恵美(@shimizoon)さん】

「110番映像通報システム」の試行運用が10月1日(土)から始まりました。これは110番通報の通報者から映像や画像を警察に送信することで、現場の状況がより的確に伝えられる画期的な取り組みです。この新システムについて分かりやすく描いた漫画が、ツイッター上で大きな話題になっています。6.6万件もの“いいね”を集めた漫画について、作者の志水恵美(@shimizoon)さんに詳しいお話を伺いました。

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6か月の試用期間後、来春から本実施

 プロのイラストレーターとして活躍している志水さん。作品の数々は、自身のウェブサイト「mizukocoro」でも見ることができます。現在は、漫画家を目指して勉強しており、エッセイ漫画などを中心にSNSで発表しています。

 このほど注目を集めたのは、10月1日(土)から全都道府県警で試行が始まった「110番映像システム」に関する漫画です。大まかな流れは次の通り。

1. 通報者は電話で110番通報する
2. 通信指令室担当者から、映像や画像の送信が可能かどうかの確認をされた後、映像送信依頼(ワンタイムURL)がSMSで送られてくる
3. URLからログインして、映像や画像を送信する

 6か月の試用期間を経て、来年4月1日から本実施される予定です。

まずは自分自身の安全確保が第一

 志水さんは、犯罪や事故などの被害を食い止めるためにも、現場に居合わせた第三者がアクションを取り介入する「アクティブバイスタンダー」という考え方を積極的に発信しています。

 今回の漫画では、野次馬として現場でカメラを回している人に向けて、現場での介入方法の選択肢の一つとして「110番映像通報システム」を提示。分かりやすく説明しています。

 漫画は大きな話題になり、6.6万件もの“いいね”が集まりました。また、リプライ(返信)には「すごーい役立ちそう」「特別なアプリは必要ないんですね。証拠にもなるし教えてくれてありがとうございます」「いいですね、これ。撮影してる暇があるなら通報せい、と思ってたから役立ちますね!」など、驚きや感謝の声が広がっています。

 作中にも描かれている通り、もちろん通報は大切ですが、まずは自分自身の安全確保が第一優先。保存済みの映像や画像を後ほど送信することもできるので、無理をしないよう気をつけてください。