運動靴はカイロを使うとかなり早く乾く

○運動靴の場合

　2時間後、黒い靴のため見た目では違いが分かりにくいですが、カイロを入れておいた右足は靴の内側が温かくなり、中敷きや内側が乾き始めている感じがしました。一方、タオルで拭いただけの左足はまだまだ全体的に濡れていて、乾く気配はまったくありませんでした。靴の重さの左右差は13グラム。重さを見ても乾き具合に差が出ていることが分かります。

　続いて6時間後。触ってみたところ、右足と左足では乾き方に大きく差が出ていました。カイロを入れていた右足は、8～9割ほど乾いていました。靴の外側がまだ湿っている状態でしたが、カイロのおかげで内側はだいぶ乾いています。

　6時間でこの状態なので、カイロを入れて一晩乾かしておけば、次の日にはしっかり乾いて履けるようになっているでしょう。一方、カイロを入れていない左足は、2時間後と比べると少し乾いた感じはするもののまだ全体的に濡れていて、履くと靴下が濡れてしまうほどでした。

　重さの左右差は20グラム。乾かしてから2時間後よりも差が広がっており、カイロを入れることで早く靴を乾かせていました。また、何もしていない左足の6時間後の重さが、カイロを入れた右足の2時間後の重さとほぼ同じであることから、6時間経ってようやくカイロを入れて2時間後と同じくらいまで乾いたということが分かります。