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濡れた靴を一晩で乾かす方法 カイロを使ったライフハックやってみた

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

パンプスにもカイロは効果あり

パンプスも運動靴と同様に【写真:Hint-Pot編集部】
パンプスも運動靴と同様に【写真:Hint-Pot編集部】

○パンプスの場合

括弧内は濡らした直後から減った重量【画像:Hint-Pot編集部】
括弧内は濡らした直後から減った重量【画像:Hint-Pot編集部】

 2時間後、どちらも外側はまだ濡れていました。触ってみると、カイロを入れた右足の方はやや乾いている印象です。タオルで拭いただけの左足は、まだ濡れています。特にかかと側についているクッションはカイロを入れた方と比べ、かなり濡れているのが触って分かりました。重さの左右差は2グラムで、カイロを入れた方がやや乾いていました。

 続いて6時間後。触ってみたところ、右足と左足では乾き方に大きく差が出ていました。カイロを入れていた右足はかなり乾いています。かかとのクッションや外側、リボンの部分は少し湿っている状態でしたが、カイロのおかげで内側はかなり乾いていました。このまま履いても大丈夫でしょう。

 一方、カイロを入れていない左足は、2時間後と比べるとだいぶ乾いた感じはするものの、内側がまだ湿っていました。履いていくにはまだ早いという印象です。重さの左右差は4グラムだったことから、運動靴同様、時間を追うごとに乾き方に差が開いていることが分かります。

 運動靴ほど大きな違いはありませんが、カイロを入れることで早く靴を乾かせているようです。パンプスは運動靴のように足の甲部分がないため、靴の中全体を温めることはできず、左右差があまり出なかったのかもしれません。

雨の日に濡れた靴はいったん洗って素早く乾かす

 今回、6時間では実験前の重さに到達しませんでしたが、使い捨てカイロの発熱持続時間は平均10時間なので、帰宅後からすぐに入れておけば次の日にはしっかり乾きそうです。また、靴の内側から乾かすため、外側が多少濡れていても履くことができるでしょう。

 濡れた靴をそのまま放置していると、雑菌が繁殖しやすく臭いの原因になってしまいます。靴が濡れて汚れてしまった時は、サッと汚れを洗い流し、カイロで素早く乾かして靴の清潔さをキープしてみてはいかがでしょうか。

(Hint-Pot編集部)