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硬いカボチャが素早く切れる 目からウロコの裏ワザは時短になるかやってみた

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

硬くてカットが大変なカボチャ。簡単に切る裏ワザを比較(画像はイメージ)【写真:写真AC】
硬くてカットが大変なカボチャ。簡単に切る裏ワザを比較(画像はイメージ)【写真:写真AC】

 秋が旬のカボチャ。甘くて栄養満点なのでさまざまな料理に活用したいですが、皮がとても硬く、切るのには力が必要でとても大変ですよね。また、力のかけ方を間違えると包丁が折れたり、怪我をしたりすることも……。電子レンジで一度加熱してからカットする方法もありますが、加熱時間がもったいないですよね。そこで、簡単にカボチャが4等分できるという裏ワザを検証。一般的な切り方よりも早く簡単に切れるのかを比較しました。

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おいしいカボチャの見分け方

 カボチャを丸ごと1玉カットする際に、なかなか包丁が入らず苦戦するのがヘタ部分。実はこのヘタがコルクのように枯れて乾燥している方が、しっかりと追熟していておいしいカボチャのサインです! まずは、他にもあるおいしいカボチャの見分け方をご紹介します。

【おいしいカボチャの見分け方】
・ヘタがコルクのように枯れて乾燥している
・ツヤがあり硬めの皮で、重量感がある
・カットしてあるカボチャは、種がしっかり詰まっていて、果肉部分が濃いオレンジ色のものを選ぶ

一般的な切り方はヘタを避けて包丁を差し込んでから切る

 まずは、生の状態のカボチャを一般的な切り方で4等分した際にかかる時間を計測します。

ヘタを避けて切り込みを入れる【写真:Hint-Pot編集部】
ヘタを避けて切り込みを入れる【写真:Hint-Pot編集部】

1. 硬いヘタの部分を避けて、ヘタの手前に包丁を刺し入れる。刃先だけ差し込むと包丁が抜けなくなることがあるため、上から中央のワタを切るように力を入れ、包丁の先が下に当たったら柄の方を下ろすように包丁を押す
2. 反対側も同様に切り込みを入れたら、包丁を一度置き、素手で切れ目から半分に割るようにすると、つながったヘタの部分が裂ける。裂けない場合は、ヘタに切り込みを少し入れてから再度、手で割る

4等分に切る【写真:Hint-Pot編集部】
4等分に切る【写真:Hint-Pot編集部】

3. 2等分できたら、平らな面を下にしてさらに縦半分に切る。少し力がいるがヘタの部分も包丁で切る

【注意点】
・ヘタを真上から切るのは危険なため、必ず避けてカットする
・必ず安定した場所で、平らな面が下になるようにして切る
・カボチャから包丁が抜けなくなったら、無理に引っ張ると折れるなどして危険なので注意する

 一般的な切り方は、ヘタ部分がなかなか裂けず、切るのに時間がかかりました。4等分にするのにかかった時間は「3分37秒」です。

裏ワザはヘタをくり抜く五角形の切り込みがポイント

 裏ワザも同様に生の状態からカットします。ポイントは、ヘタを先にくり抜くこと。こちらもくり抜くところから時間を計測しました。

【裏ワザの切り方】

まっすぐに包丁を差し込むと、包丁やヘタが取れないので注意【写真:Hint-Pot編集部】
まっすぐに包丁を差し込むと、包丁やヘタが取れないので注意【写真:Hint-Pot編集部】

1. ヘタに対して斜めに5か所包丁を入れて、五角形の切り込みを付ける。切り込みに包丁を差し込み、ヘタをくり抜く

うまく切り込みを入れることができたら、ポコッとヘタが外れる【写真:Hint-Pot編集部】
うまく切り込みを入れることができたら、ポコッとヘタが外れる【写真:Hint-Pot編集部】

2. ヘタの反対側のおしり部分にも硬い軸があるので、同じように取り除く。カボチャのおしりを下にして置き、真上から包丁を当てて、押すように縦半分に切る

ヘタが取れたら、縦に4等分していくだけ【写真:Hint-Pot編集部】
ヘタが取れたら、縦に4等分していくだけ【写真:Hint-Pot編集部】

3. 半分になったら平らな面を下にしてさらに縦半分に切る。もう一切れも同様にし、4等分する

【注意点】
・ヘタをくり抜く際に、指などを切らないよう注意

裏ワザで4等分するのにかかった時間は1分50秒【写真:Hint-Pot編集部】
裏ワザで4等分するのにかかった時間は1分50秒【写真:Hint-Pot編集部】

 裏ワザで4等分に切るのにかかった時間は「1分50秒」。一般的な切り方に比べて2分の1ほどの時間しかかからず、時短になりました!

 裏ワザでは硬いヘタを先に取り除くため、一般的な切り方よりも力がいらないように感じました。五角形に切り込みを入れた後ヘタをくり抜く際に、包丁だと心配な方はスプーンなどを使うと、より安全に取り除くことができそうです。一般的な切り方の半分ほどの時間でできるので、これを知っておけば以前より気軽にカボチャ料理を楽しむことができそうです。

(Hint-Pot編集部)