どうぶつ
元保護ねこの「してやったぜ感かわいすぎ」 “ほどきのプロ”に12万人が注目
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紐遊びには危険がいっぱい 遊ぶ際には細心の注意を
飼い主さんによると、菅田くんは「根明で陽キャラ」な性格。普段から自ら遊びを編み出すアイデアマンならぬ“アイデアねこ”でもあるそうで、この日は飼い主さんのズボンの“ウエスト紐”に目をつけたのでした。
「紐で遊ぶのは今回が初めてです。特にきっかけはありません。仕事人のように必死な表情だなと思いました」
とはいえ、飼い主さんは普段から紐について細心の注意を払っているそう。それは以前、先住ねこのホタテちゃんが紐を誤飲してしまい、緊急手術を受けたことがあるからです。
それからの飼い主さんは、パーカーやTシャツなどの衣類についている紐類をすべてカット。取り除けない衣類はクローゼットなどに片付けて管理するなど、安全に配慮しています。もちろん今回の写真も、菅田くんが遊ぶ姿をしっかり見守っていました。
サトウキビ畑で鳴いているところを保護された菅田くん
お迎えされてから半年が過ぎようとしている菅田くん。お迎えから現在までの様子は、インスタグラム(hotate.somali)にも綴られています。
実は菅田くんが保護されたのは、沖縄県のサトウキビ畑。その場にいたのは菅田くん1匹で、鳴いているところをレスキューされました。母ねことはぐれてしまったのか遺棄されてしまったのかは不明な状況だったそう。
その後、飼い主さんは同県内の保護ねこカフェ「猫まる茶屋」で暮らしていた菅田くんをSNSで知り、お迎えを決めました。
「保護活動をされているボランティアの皆様に感謝と尊敬の念が絶えません。微力でも地道に保護という選択を伝え続けていくことが、動物たちの命を守ることにつながると思い、“2人目”は必ず保護ねこちゃんをお迎えしたいと考えていました。
ここでは書き切れないくらい本当に素敵な子で、たくさんの方々の思いや愛情でつながってきた命です。これからも皆さんがつないでくれた命をしっかり受け継いで、菅田が幸せに暮らせるように最大限努力して、守っていきます」
今は優しい飼い主さんとほたてちゃんという素敵な家族に恵まれた菅田くん。これからも、幸せで楽しい時間をたくさん積み重ねていってね。
○取材協力:菅田ホタテ(@emimail1)さん
(Hint-Pot編集部)