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靴紐がほどけない結び方 定番3パターンを徹底検証 一番手軽で早くできるものは?
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イアンノットはスポーツ選手も採用している実力派
○イアンノット
最後の結び方はイアンノット。バスケットボールなどの選手も実際にやっているという、ほどけにくい結び方です。
蝶結びのようにまず1つの輪を作ってから結ぶのではなく、同時に2つの輪を作ってから左右に引っ張ります。手順を理解するまでに少し時間がかかるかもしれませんが、慣れてしまえばとても簡単です。
【イアンノットの手順】
1. 右は下向きに、左は上向きに輪を作る
2. 右の輪を左の輪の中に通す
3. 左の輪の下部分(写真の★部分)を右手で掴んで、下からくぐらせる
4. 左右の輪を引っ張り、しっかり紐を締めて完成
イアンノットの所用時間は8.87秒。今回紹介した3パターンでは1番早く結ぶことができました。
結び目は通常の蝶結びと同じに見えますが、ほどけにくい理由は力の加わり方の違いにあるようです。蝶結びは1つの輪を作るところからスタートし、輪の大きさなどを調整しながら紐を締めていきます。この過程で力が分散してしまい、きつく締め切れなくなるのです。
イアンノットは左右同時に輪を引っ張るため、同じ力を加えることが可能。そのためきつく締まり、結び目が蝶結びよりも少し小さくなります。
最短はイアンノット ほどけにくい結び方で快適な外出を
今回検証した3パターンは、いずれも15秒以内でできました。所要時間はイアンノットが一番短く、次いで蝶結び+固結び、二重結びです。
歩いている途中で靴紐を結び直すのは、なかなか面倒なもの。蝶結び以外の結び方は、少し練習すればコツを掴めるでしょう。ぜひお気に入りの結び方を見つけて、アウトドアレジャーや普段のお出かけを楽しんでください。
(Hint-Pot編集部)