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漫画

女性1人でラーメン食べ歩き 冷やかしから救われた胸キュン漫画に1.7万人称賛「惚れた」

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

漫画のワンシーン【画像提供:ごぼふく(gobohuku)さん】
漫画のワンシーン【画像提供:ごぼふく(gobohuku)さん】

 最近は「おひとり様グルメ」といった言葉も浸透し、飲食店の一人客も珍しくなくなりました。今も昔もまったく気にならないという人は意外と多く、20年ほど前から「おひとり様」ラーメンを楽しんでいたという女性も。周囲の客から冷やかされることもありましたが、ある時にまさかの“救世主”が現れたそうです。そんな胸キュンエピソードを描いた漫画が、インスタグラム上で1.7万件もの“いいね”を集め大反響を呼んでいます。作者のごぼふく(gobohuku)さんに詳しいお話を伺いました。

 ◇ ◇ ◇

20年前に夜の繁華街で起きた思い出を漫画に

 ごぼふくさんは2人の女の子を育てるママ。自身のブログ「ごぼうと大福」などで発表しているエッセイ漫画が大人気で、インスタグラムのフォロワーは何と4.1万人に上ります。

 日頃から漫画に描きたいエピソードをストックしているというごぼふくさん。先日は今から20年ほど前、2000年頃の出来事を描いた胸キュン漫画が大反響を呼びました。

 当時、東京に住んでいたごぼふくさんの密かな楽しみは、ラーメンの食べ歩き。しかし、1人でラーメンを食べていると時々、他の客から「女が1人で食ってんじゃねーよ」といちゃもんをつけられたり、酔っ払いに「一緒に食べよっかー」とつきまとわれたり、何かと冷やかされることがあったそうです。

 その日も夜の繁華街にあるラーメン屋で1人食べていると、男性客2人にニヤニヤしながら見つめられ、大いに冷やかされていました。ごぼふくさんは無視を決め込んで、黙々と麺をすすります。すると、その時……。

「ガッゴんッ!!」

 カウンターの中の厨房から、大きな音が聞こえてきました。目をやると、「わっすごい音ッ。失礼ッ、しました」と焦る店長の姿が。どうやら故意に音を出したようです。しかし店長は「いやっ違うッ」と自分がした謝罪にツッコむと、ごぼふくさんと男性客たちを指差しました。

勇気を振り絞って注意してくれた店長がかっこよすぎる!

「いまッその子はッ!! ウチのらぁーメンと!! 向き合ってるんだからッ、邪魔ッすん……ないでくださいッ!!」

 顔を真っ赤にしながら、人を叱り慣れていない様子で男性客たちに注意をする店長。男性たちは店長に注意されたことで引き下がり、店から退店。ごぼふくさんは守ってくれた店長に対し、一生通うと心に決めたのでした。

 インスタグラムに投稿されたこの漫画は注目を集め、1.7万件もの“いいね”が。また、「店長惚れた!」「店長さんの男気ったら! それは惚れますよね」「店長めっちゃ素敵! 一生繁盛してほしい」「男の中の男です」など、店長を称賛する声がたくさん寄せられています。

 ちなみに、ごぼふくさんはこれ以降、店長に淡い恋心を抱きましたが、その後に結婚していることを知り撃沈。一度は「一生通う」と決めながらも、足を運ばなくなってしまったそうです。