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ホコリが発火の原因になることも ドライヤーの正しいお手入れ 何分かかるか徹底検証

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

ドライヤー本体の掃除方法

 お手入れの前にドライヤーをコンセントから外し、電源がオフになっていることを確認します。また、使用直後は内部が高温のため火傷する危険性があります。必ず本体が冷めている状態でお手入れしてください。

○1:やわらかい布で拭く

やわらかい布でドライヤー本体を拭く【写真:Hint-Pot編集部】
やわらかい布でドライヤー本体を拭く【写真:Hint-Pot編集部】

 ドライヤー本体をやわらかい布で拭きます。軽い汚れであれば、軽く拭くだけで汚れが取れるでしょう。落ちにくい汚れは、石けん水を少し含ませた布で拭くとよく落ちます。

○2:吸い込み口を掃除する

吸い込み口のパーツを取り外しておく。今回は外側カバーと内側フィルターがあるタイプ【写真:Hint-Pot編集部】
吸い込み口のパーツを取り外しておく。今回は外側カバーと内側フィルターがあるタイプ【写真:Hint-Pot編集部】

 吸い込み口のパーツが着脱可能なタイプなら、すべて取り外しましょう。今回検証に使ったものは、吸い込み口が左右に2つあり、どちらも外側カバーと内側フィルターを取り外せるタイプでした。取り外せないタイプのものでも、ホコリをかき出して掃除することができます。

吸い込み口はまず綿棒を使ってホコリを取り除いた後(左)、掃除機で吸う(右)【写真:Hint-Pot編集部】
吸い込み口はまず綿棒を使ってホコリを取り除いた後(左)、掃除機で吸う(右)【写真:Hint-Pot編集部】

 吸い込み口の本体側は綿棒を使ってホコリを取り除きます。綿棒で取り除いた後、掃除機で吸い取ってください。これを左右とも行います。

外側フィルターのホコリを歯ブラシでかき出す様子(左)。内側フィルターを掃除機で吸う様子(右)【写真:Hint-Pot編集部】
外側フィルターのホコリを歯ブラシでかき出す様子(左)。内側フィルターを掃除機で吸う様子(右)【写真:Hint-Pot編集部】

 取り外したパーツの外側カバーと内側フィルターは、どちらも先に掃除機でホコリを吸った後、取りきれなかった分を歯ブラシでかき出します。こちらも左右のパーツに行います。

○3:吹き出し口を掃除する

ドライヤーから冷風を出しながら、吹き出し口のホコリを掃除機で吸う【写真:Hint-Pot編集部】
ドライヤーから冷風を出しながら、吹き出し口のホコリを掃除機で吸う【写真:Hint-Pot編集部】

 吹き出し口もパーツが着脱可能な場合はすべて取り外しておきます。まずは吹き出し口付近のホコリを綿棒で取り除いた後、コンセントに接続。間違って温風を出さないように気をつけてください。次にドライヤーから冷風を出しながら掃除機でホコリを吸い取ればお手入れ完了です。

定期的なお手入れで風量復活、気分もすっきり

 以上のお手入れにかかった時間は12分30秒でした。吸い込み口から取り外した内側フィルターのホコリが取りづらかったことと、吸い込み口が本体左右に2つあることで、少し時間がかかってしまいました。

 吸い込み口が1つでパーツを取り外せないタイプなら、所要時間は10分以内に収まるでしょう。手順自体はとても簡単なものでした。

 お手入れした後のドライヤーは、詰まっていたホコリが取り除かれたことで、掃除前よりも風量が増した感じがしました。きれいになったドライヤーで髪を乾かすと気分もすっきりします。

お手入れの後、きれいになった吸い込み口【写真:Hint-Pot編集部】
お手入れの後、きれいになった吸い込み口【写真:Hint-Pot編集部】

 家にあるもので簡単にできるドライヤーのお手入れ。ペースは月1回程度が良いでしょう。ドライヤーを使う機会が多い場合は、ややペースを早めるなど工夫を。吸い込み口の様子を見ながら、定期的なお手入れをおすすめします。

(Hint-Pot編集部)