Hint-Pot | ヒントポット ―くらしがきらめく ヒントのギフト―

漫画

「頭脳派」の黒猫がやきもち かまってアピールに6万人悶絶「心臓がむぎゅー」

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

漫画のワンシーン【画像提供:AKR(@bou128)さん】
漫画のワンシーン【画像提供:AKR(@bou128)さん】

 猫はクールなイメージが強いですが、本当は感情豊か。飼い主さんが他の子をかわいがれば、やきもちを焼くことだってあります。ぬいぐるみに夢中な飼い主さんたちにかまってほしくて、何ともいじらしい“かまってアピール”をした猫ちゃんが、ツイッター上で大きな話題になっています。その一部始終を描いたエッセイ漫画に集まった“いいね”は、何と6万件以上。作者のAKR(@bou128)さんに詳しいお話を伺いました。

 ◇ ◇ ◇

等身大のぬいぐるみも登場 大人気猫のろんくん

セルフ体重測定”を行う姿が話題になるなど、とても賢い黒猫「ろん」くん。AKRさんが描く絵日記には、ろんくんとのほのぼのとした日常が綴られています。何とツイッターのフォロワーは約23万人という人気ぶり。絵日記をまとめた書籍「黒猫ろんと暮らしたら」(KADOKAWA刊)は4巻まで出版されており、最近はろんくんのイラストを元にした等身大ぬいぐるみも登場しました。

 今回の事件は、そのぬいぐるみが発端でした。ある日、AKRさんはろんくんとぬいぐるみ3体を連れて実家を訪問。そのうちの1体をお母さんに手渡しました。あまりの出来栄えに感動したお母さんは、「ハァ~かわいい~!!」と、ぬいぐるみをギュッと抱きしめます。

 すると、背後から不穏な空気が。ろんくんはぬいぐるみを抱きしめるお母さんを物言いたげな顔でじっと見つめていました。しかし、頭が良いため、そこでぬいぐるみに攻撃をするなど手荒な真似は絶対にしません。「ススススス……」と残り2体が入っている段ボール箱に近づくと、箱をよじ登り、まさかの頭脳プレーで対抗するのでした。

 愛されたいろんくんが考えた、あまりにもかわいい対抗策にツイッターは騒然。6.6万件もの“いいね”を集めた他、リプライ(返信)には、「かわいすぎて、私の心臓がむぎゅーってなりました」「ろんさんの気持ちをぐっとこらえた表情にうるうる」「ろんさん、いじらしくて壮絶にかわいい」「頭脳派だ」など、悶絶した人たちからの声が殺到しています。

ろんくんの行動にお母さんも「かわいい」とメロメロ しかし手には…

Q. 今回のエピソードを漫画に描いた理由は?
「毎週、絵日記としてろんの日々を描いております。今回もその一つです」

Q. この時、お母さまはどんな反応をされていましたか?
「母は『かわいい』と大喜びでしたが、ぬいぐるみは手放さず抱っこしたままでした(笑)」

Q. ろんくんのその後の様子を詳しく教えてください。
「数分間は段ボール箱に入ったまま、まさにぬいぐるみのようにじっとしていることもあれば、モゾモゾと動いたり、母の方をチラチラと見たりもしていました。ぬいぐるみのように抱き上げてあげようかとも思ったのですが、抱っこして箱から出すと『ここに入ってはいけない』というメッセージに受け取ってしまうかなと思ったので、そのままにしておきました」

Q. ろんくんが愛されるために画策したエピソードは他にもありますか?
「以前に私がぬいぐるみをかわいがっていた時は、ぬいぐるみとの間に体をねじ込み、割り込んできたことがあります」

 ぬいぐるみの制作にあたっては、きちんと等身大になっているかを確かめるため、試作段階のサンプルも存在しました。実はろんくん、それに対しても嫉妬していたことが。その時もさりげなく左右を入れ替わり、割り込んできたそうです。これからもいじらしい姿で、たくさんのファンを虜にしてくれそうですね。

(Hint-Pot編集部)