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からだ・美容

自己流スキンケアで要注意 不自然なツヤが特徴のビニール肌 原因や対策を医師が解説

公開日:  /  更新日:

著者:岩淵 美樹

教えてくれた人:佐藤 卓士

一見、毛穴レスな美肌に見えるけれど…ビニール肌かも!?(写真はイメージ)【写真:写真AC】
一見、毛穴レスな美肌に見えるけれど…ビニール肌かも!?(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 つるんとしてツヤツヤのお肌に見えるけれど、敏感肌で突っ張っている感じがする。そうした違和感は、いわゆる「ビニール肌」が原因かもしれません。ビニール肌とは、ビニールのようにツルツルで肌にキメがなく、角質が薄くなっている状態を指します。この状態のお肌は、バリア機能が低下し、肌トラブルが起きやすくなっています。気になっているけれど、正解がどうも分からないという健康や美容の疑問を医師が解説する連載。今回は、ビニール肌になる原因や、なってしまった後のケアについて佐藤卓士医師に伺いました。

 ◇ ◇ ◇

肌のキメは大切 角質が薄くなると乾燥しやすい肌に

「ビニール肌」は医学用語ではなく、医学的に診断できる疾患ではありません。明確な定義はなく、診断基準もありません。美容業界やメディアで使われている呼称です。

 肌のキメがなく、ビニールをピンと張ったような平らな状態のことを「ビニール肌」と呼んでいるようですね。つるんとしてツヤがあるように見えますが、肌を守る角質が極端に薄くなった状態です。

 肌のキメがなくなると、肌の収縮をスムーズにする働きが失われ、肌が突っ張ってしまいます。また、角質が薄いので、水分保持機能が低下して肌の水分量が減り、乾燥もしやすくなるため、代償的に皮脂の過剰分泌を起こし肌がテカってきます。

 さらには、肌のバリア機能が低下しているので、ちょっとした刺激によって肌荒れを起こしやすくなります。皆さんになじみのある言葉を使えば、「敏感肌」といったところでしょうか。肌がヒリヒリする、吹き出物を繰り返すと受診される方は、角質が薄くなっていることが多い印象です。

過剰な洗顔や刺激が原因 自己流スキンケアに要注意

「ビニール肌」と呼ばれる状態になる主な原因の一つに、毛穴の汚れや肌のざらつきが気になり、過剰な洗顔を行っていることが挙げられます。洗浄力の強い洗顔料を毎日使う、泡立てが十分ではない状態でゴシゴシと洗うといったことを繰り返しているだけでも、角質は薄くなっていきやすいのです。朝晩の洗顔以外に何度も洗う、スクラブやピーリングを2~3日おきに行うのも、肌にとっては負担になります。

 メイクを落とす際も、クレンジング剤の量をケチってコットンでゴシゴシと落としたり、刺激の強いクレンジング剤を使ったりすることも肌への負担が大きくなります。また、洗顔ブラシや美顔ローラーも正しく使わないと、摩擦によって角質が失われていく可能性が高いのです。

 肌に良いと思い込み、自己流で続けてきたスキンケアが肌への過度な負担となり、バリア機能を低下させているのです。肌が突っ張る、ヒリヒリ・ムズムズする人は要注意です。

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