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使い捨てカイロを早く温める裏ワザ 「息を吹きかける」は本当に有効か 検証してみた
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使い捨てカイロに息を吹きかけて温める方法
続いて、息を吹きかける方法です。吐き出す息には二酸化炭素だけではなく酸素も多く含まれているため、この方法なら使い捨てカイロに素早く酸素を送ることができると考えられます。こちらも、外袋を開けた直後の表面温度は21.1度です。
○息を吹きかけ続けて30秒後は25.2度
息を吹きかけ続けてから30秒後の温度は25.2度。外袋を開けてすぐの状態から約4度上昇しました。振る方法の30秒後は26.0度と1度弱高かったのですが、温まる早さにあまり違いはないという結果に。
○1分後は28.1度
1分後の温度温度は28.1度と、袋を開けた時から7度上がりました。ただし振る方法の1分後は30.9度と、息を吹きかける方法より3度ほど上回っています。
早く温めるには振る方法がベスト
今回の結果を表にまとめてみました。結果は、振る方法が息を吹きかける方法よりも少し早く温まるという結果に。
振るだけというシンプルな方法なのでとても簡単ですが、息を吹きかける方法は30秒~1分間ずっと続けなければならないのでなかなか面倒でした。とはいえ、真冬の野外で使う場合、手を出して使い捨てカイロを振り続けると手がかじかんでしまいます。息を吹きかけながら一緒に手を温めるといいかもしれませんね。
(Hint-Pot編集部)