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保温水筒の温度をキープする簡単ひと手間 どのくらい効果があるかやってみた
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夏によく使ったマイボトル。冬の訪れを前に、保温効果のある水筒にチェンジしたという人も多いでしょう。これで温かい飲み物は万全と思いたいところですが、時間が経つと思っていたより冷めてしまっていることも。そこで試したいのが、水筒の保温効果を簡単にキープできるライフハック。水筒を熱湯ですすいでから飲み物を入れる方法など、実際にどれほど差が出るのかを検証してみました!
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保温効果がある水筒の熱が保たれる仕組みは?
中身が冷めにくいとされる水筒は、一般的に外側の容器と内側の容器の間に真空部分を設けた二重構造。この構造で熱伝導や対流による熱の伝わりを防ぐ他、この部分への加工でも熱の輻射を防ぐため、中身の熱が逃げにくくなる仕組みです。
とはいえ、永続的な効果ではなく、中身は少しずつ冷めていってしまうもの。普段何気なくやっている「水筒を水ですすいでから飲み物を入れる」という行為も、実は保温効果を下げることにつながっているといわれています。
温かい温度をできるだけキープしたい時のライフハックとして、飲み物を入れる前に水ではなくお湯を使い、容器を温めるようにするというものがあります。容器内での熱移動を少なくすることで、保温効果がキープできるというわけです。
では、そうした数種類のライフハックと水ですすいでからお湯を入れる方法とでは、実際にどのくらい差が出るのでしょうか。今回はお湯ですすいで水筒を温める方法と水筒をタオルで巻いて保温する方法を試してみました。
【検証する方法】
・水筒を水道水ですすいでから熱湯を入れる
・水筒をお湯ですすいでから熱湯を入れる
・水筒を温めてから熱湯を入れ、タオルを巻いておく
【温度を測るタイミング】
・熱湯を入れた直後
・1時間後、2時間後、4時間後、6時間後、12時間後
【検証環境】
・室温20度前後の日に実施
・使用する水筒の公称スペックは保温効力が6時間/69度以上