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変化の中で見つける“変わらないもの” 米国在住日本人女性が考える豊かな食生活

公開日:  /  更新日:

著者:小田島 勢子

米に混ぜて炊いたり、スープに入れたりする豆や穀物類は近所の地元食材店で購入【写真:小田島勢子】
米に混ぜて炊いたり、スープに入れたりする豆や穀物類は近所の地元食材店で購入【写真:小田島勢子】

 コロナ禍や気候変動による異常気象などの変化により、さまざまな国でライフスタイルが大きく変化しました。米ロサンゼルスの住宅街で夫と娘3人、鶏、犬たちと田舎生活を送るナチュラリストの小田島勢子さんは、米国内産や地元産の食材に触れる機会が増え、移住当時とは変わったことが多くあるそうです。暮らしのアイデアや環境問題などへの配慮にまつわるコミュニティ活動、自然食のアドバイザーなど、食に精通する小田島さんが考える豊かな食生活の楽しみ方とは。

 ◇ ◇ ◇

コロナ禍以降、地元産や米国内産の食材に触れる機会が増加

 11月、今年も残すところ1か月。皆さんにとって2022年はどのような一年になりましたか? 今日も家計に、経済に響くインフレは加速するばかり。食材や輸入製品の価格高騰にため息をつくこともあるかもしれません。

 皆さんは、どのように普段の食事の材料を選んでいるでしょうか。私が住んでいるカリフォルニアではここ最近、日本食人口が増え、昔よりも日系の食材を地元のスーパーマーケットで多く見るようになりました。とはいえ、当然ながら、日本で手に入る新鮮野菜や魚類、調味料のように選択肢が多いわけではありません。一方でケールやセロリなど、こちらでなじみのある野菜や豆類、肉やソーセージの種類はとても豊富です。

 ここで暮らすようになって、初めの頃こそ日本の食材を求め、遠い日系のスーパーまで車を走らせ買い出しに行ったものです。しかし、生活期間が長くなるにつれ、だんだんと近くの地元スーパーやファーマーズマーケットでも簡単に手に入れられるものを選んだり、その時期の旬の野菜や果物を使ったりする機会が増え、現在の食生活に至ります。

 特にここ数年はコロナの影響もあり、毎年恒例だった日本への一時帰国が実現しないまま数年が過ぎました。そのため、日本帰国時の楽しみにしていた好きな日本の食材を持ち帰ることもできなくなりました。

 そうした経緯も加わり、以前にも増して国内産、地元産に触れる機会が意識せずとも多くなっています。今は微々たるものですが、身の回りに置くものも必要なものも、自分が良いなと思える会社や人たちのサポートに少しでもなるよう、心のつながりを感じられる生産者さんや心から応援したいと思う会社からできるだけ購入するようになりました。

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