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冷凍肉まんをふかふかに仕上げたい! 温め方5種類で比較 一番手軽でおいしいのは?

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

電子レンジでは一番おいしい? マグカップを使う方法

○4. 水を入れたマグカップの上にのせて、レンジで温める

 カップに入れた水から蒸気を発生させる方法です。1つずつ温める必要があるため、たくさん温めたい時は少し時間がかかってしまいます。

【手順】
1. 冷凍肉まんがのる大きさのマグカップを用意して、中に水を1~2センチほどの深さまで入れる
2. 冷凍肉まんの下に付いている紙(グラシン紙)を取ってから、マグカップの上にのせる

底に付いている紙を取ってからのせる【写真:Hint-Pot編集部】
底に付いている紙を取ってからのせる【写真:Hint-Pot編集部】

 調理済みを販売している専門店では、グラシン紙の代わりに薄い木の板を使っているこがあります。これは「経木(きょうぎ)」と呼ばれるもので、スギやヒノキなどが使われているそうです。

3. 電子レンジを500Wに設定し、2分温める
 他の方法と同じ1分30秒では足りないように感じたので、ここでは2分にしました。

生地の上部分は少し乾燥しているが、下部分はふかふか【写真:Hint-Pot編集部】
生地の上部分は少し乾燥しているが、下部分はふかふか【写真:Hint-Pot編集部】

【結果】
 解凍直後に食べると、中はふんわりした食感。電子レンジを使った方法では一番おいしく感じました。ただしラップをかけなかったせいか、生地の上部分は少し乾燥気味に。下部分は、蒸気のおかげでしっとりと仕上がっています。気になる時は軽くラップで覆ってから温めると良いでしょう。

はずれなし! 蒸し器なら絶対においしい

○5. 蒸し器で温める
 最後は本格的な方法です。今回は鍋型のものを使用しましたが、蒸し器といえばせいろもおなじみ。せいろには和せいろと中華せいろの2種類があり、和せいろは深めの作りで、販売されているものは基本的に1段が主流。対して中華せいろは浅めのため、2~3段重ねて使うことができます。

【手順】
1. 鍋型蒸し器の下段に水を入れ、上段に冷凍肉まんを入れる

鍋型蒸し器はフタにキッチンペーパーを挟む【写真:Hint-Pot編集部】
鍋型蒸し器はフタにキッチンペーパーを挟む【写真:Hint-Pot編集部】

 フタにキッチンペーパーを挟むと、水滴の落下が軽減されるため冷凍肉まんが水っぽくなるのを防ぐことができます。

2. 中火で15分温める

蒸し器を使うと生地がふかふかに【写真:Hint-Pot編集部】
蒸し器を使うと生地がふかふかに【写真:Hint-Pot編集部】

【結果】
 解凍直後はレンジよりもふかふかでしっとりした食感でした。5分後に試食すると、中の具がまだ温かい状態です。電子レンジで温めると中の具が比較的にすぐ冷め、表面の生地はどんどん乾燥していきました。蒸し器を使った場合は、時間が経っても生地はしっとり。温かさも長く持続し、電子レンジとの違いがはっきりと感じられました。

 最終結果は、当然ながら蒸し器に軍配が上がりました。とはいえ、すぐに食べたい時や時間がない時は電子レンジを使いたいですよね。その中で最も時短&手軽なのはラップをかけるだけの方法ですが、少しでもしっとりさせたい場合は水にサッと濡らすひと手間を。もう少し時間があるなら、マグカップの方法をおすすめします。時間やお腹の空き具合と相談しつつ、臨機応変にベストな温め方をチョイスしてみてはいかがでしょう。

(Hint-Pot編集部)