Hint-Pot | ヒントポット ―くらしがきらめく ヒントのギフト―

どうぶつ

「最強の1勝馬」ことエタリオウ 有名引退馬牧場が初めて受け入れた種牡馬の現在

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

種牡馬を初めて受け入れたヴェルサイユリゾートファーム

ファンからもらったニンジンを食べるエタリオウ【写真提供:Yogiboヴェルサイユリゾートファーム】
ファンからもらったニンジンを食べるエタリオウ【写真提供:Yogiboヴェルサイユリゾートファーム】

 現在のエタリオウは、種牡馬として年間数頭に種付けします。貴重なステイゴールドの血筋ですが、エタリオウの負担にならないよう頭数を少なくしているそうです。ただ、同ファームは引退馬が過ごす場所であり、種牡馬を受け入れるのは初めて。困ることなどはなかったのでしょうか?

「種牡馬を引退してすぐの馬はいたので、そこまで困りませんでした。年間数頭ですが、種牡馬としても楽しみですよ」

 エタリオウの馬主は「(株)Gリビエール・レーシング」。代表の森岡さんは、決して多くの頭数を所有しているわけではありません。ただ、所有した馬は生涯の面倒を見ると決めているそうで、エタリオウが引退した時、同ファームに声がかかりました。

 ファンから愛された「最強の1勝馬」は、引退後も馬主さんから愛され、現在は牧場のスタッフからも愛されています。わずかな産駒が競走馬としてデビューするのは、順調にいくと2024年。まだ少し先のことですが、ファンの楽しみは増えそうです。

(Hint-Pot編集部)