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餅は本当に「太りやすい」のか お正月は食べる順番に注意 白米とどちらが低カロリー?

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

教えてくれた人:和漢 歩実

焼いた餅(写真はイメージ)【写真:写真AC】
焼いた餅(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 お正月に食べる機会が多い食材といえば餅。雑煮はもちろん、焼き餅にしてきなこやあんこをまぶすなど、さまざまな食べ方があります。また小腹が空いた時のおやつとしてもぴったりですよね。そんな餅は、一般的に「腹持ちが良い」や「太りやすい」などといわれることが。これは一体どうしてなのでしょうか? 餅の栄養や食べ方について、栄養士の和漢歩実さんに伺いました。

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餅の栄養とは ごはんよりも低カロリー

 ハレの日(晴れの日にあたる特別な日)に食べる餅(もち米)とケの日(ハレの日以外の普通の日)に食べるごはん(うるち米)。ともに主成分は炭水化物です。日本食品標準成分表2020年版(八訂)より比較すると、一般的な切り餅2枚(100グラム)とごはん茶碗1杯(150グラム)は、ほぼ同じカロリーになります。

○エネルギー
切り餅:223キロカロリー
ごはん:234キロカロリー

○炭水化物
切り餅:50.8グラム
ごはん:55.7グラム

○食物繊維
切り餅:0.5グラム
ごはん:2.3グラム