食
餅は本当に「太りやすい」のか お正月は食べる順番に注意 白米とどちらが低カロリー?
公開日: / 更新日:
教えてくれた人:和漢 歩実
お正月に食べる機会が多い食材といえば餅。雑煮はもちろん、焼き餅にしてきなこやあんこをまぶすなど、さまざまな食べ方があります。また小腹が空いた時のおやつとしてもぴったりですよね。そんな餅は、一般的に「腹持ちが良い」や「太りやすい」などといわれることが。これは一体どうしてなのでしょうか? 餅の栄養や食べ方について、栄養士の和漢歩実さんに伺いました。
◇ ◇ ◇
餅の栄養とは ごはんよりも低カロリー
ハレの日(晴れの日にあたる特別な日)に食べる餅(もち米)とケの日(ハレの日以外の普通の日)に食べるごはん(うるち米)。ともに主成分は炭水化物です。日本食品標準成分表2020年版(八訂)より比較すると、一般的な切り餅2枚(100グラム)とごはん茶碗1杯(150グラム)は、ほぼ同じカロリーになります。
○エネルギー
切り餅:223キロカロリー
ごはん:234キロカロリー
○炭水化物
切り餅:50.8グラム
ごはん:55.7グラム
○食物繊維
切り餅:0.5グラム
ごはん:2.3グラム