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からだ・美容

髪の静電気なぜ起きる? “頭皮ケア”もポイント 効果的な予防法を専門家に聞いた

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

冬に絶対すべきヘアケア お風呂上がり10分以内が保湿のカギに

 冬は気づかないうちに頭皮が乾燥し、静電気や髪の乾燥を起こします。そのため、髪を乾かす前に、保湿用頭皮美容液で頭皮のケアをすると良いでしょう。

 また、必ず髪を乾かしてから就寝してください。お風呂上がり10分以内に乾かし始めるのがベストです。濡れた髪はとても弱い状態になっています。朝起きてから保湿してもバサバサになってしまうので注意が必要です。

 髪を乾かす時は、熱から髪を守る成分が入ったヘアミストやオイルを使うと保湿効果が高まります。髪の毛の中間から毛先にかけて、まんべんなくつけてから乾かすようにしてください。

 オイルは、ヘアケア用とスタイリング用では成分が異なるので注意しましょう。外出する際は、重めのヘアクリームやバームを毛先につけると乾燥を防ぐことができます。

マフラーや帽子で髪の毛に跡がついてしまった時の対処法

マフラーを巻くと、髪に跡がつくことも(写真はイメージ)【写真:写真AC】
マフラーを巻くと、髪に跡がつくことも(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 冬にマフラーを巻くと、髪の毛に跡がついて困ることがありますよね。これを防ぐためには、髪にアイロンをしてから保湿用のオイルスプレーを吹き付けると良いでしょう。

 また、あまり強くマフラーを巻かないようにしてください。マフラーを洗う時に静電気防止柔軟剤を使用すると、髪の毛への静電気対策ができるのでおすすめです。

 また、帽子をかぶってペタンコになってしまった髪の毛は、手の指を広げて頭皮をジグザグにさすり、髪を根元から何度も立ち上げることで膨らみを戻すことができます。

 もし可能であれば、頭皮用美容液を頭皮にすり込んでから行うのがおすすめ。美容液がべたつかないか気になるかもしれませんが、頭皮用の美容液は乾きやすいので心配はいりません。最後は木製または天然毛のブラシで整えると良いでしょう。

◇藤巻正典(ふじまき・まさのり)
高山美容学校卒業。都内の店舗を経て世田谷区下北沢を拠点に活動。美容師として30年のキャリアを持ち、美容師の手が荒れないシャンプートリートメントを開発。美容関連企業での勤務経験から、髪や頭皮を傷めないメニューを熟知し女性から厚い支持を受ける。現在は毛髪診断士として、女性の毛髪カウンセリングや頭皮診断・ケアといった分野にも活躍の場を広げている。女性モード社のフォトコンテストで入賞経験あり。「美人百花.com」で髪のケアについて監修。メディカルヘアサロン「LonaLona(ロナロナ)」で、毛髪そのものを変化させながら髪質に合わせたカットも追求中。

(Hint-Pot編集部)