漫画
脂汗と意識混濁…お腹の激痛と闘う女性を描いた漫画に共感の声 「自分を見るよう」
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何の前触れもなく、突然やってくる腹痛。冷えや便秘など何となく思い当たる節があるものの、駆け込んだトイレでただ痛みに悶え続けた……という経験はありませんか? 意識が朦朧とする中、ひたすら腹痛と闘い続けたある女性。ツイッター上では、その一部始終を描いた漫画が前後編で計約4000件の“いいね”を集めて話題になっています。脂汗が出るほどの腹痛に見舞われた原因とは? その時の状況などについて、作者の鳥頭ゆば(@tori_atm)さんにお話を伺いました。
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突然の腹痛…急いでトイレに駆け込み痛みと格闘
鳥頭さんは2児のママ。育児に奮闘する傍ら、ツイッターで不健康ネタや育児、ともに暮らすインコをテーマにした漫画を公開しています。また、日々の出来事をユーモアたっぷりに綴ったブログ「トリあたま絵日記」も大人気です。
今回話題になった漫画は「お腹が痛すぎて倒れた話」と題された不健康ネタ。子どもが寝ついた後、ゆっくりと自分の時間を過ごしていた鳥頭さんにある“悲劇”が襲いかかることから始まります。
「この痛み方は……! まさかあれが久々に来たか……!?」
実は鳥頭さん、脂汗が出るほどの腹痛を起こすことが年1、2度あります。その正体は「便秘が原因で下痢になり、なかなか便が出ずに発生する痛み」。今回もそれだとすぐに気づき、氷枕とタオル、水を準備してトイレに駆け込みました。
「さあかかってこい!」と意気込んでみたものの、今回の“敵”はなかなかの強者。便座に腰かけていると、普段より強い痛みに襲われます。そのせいか血の気が下がり、脂汗が出て強い吐き気まで。脳貧血と思われる症状を起こし、パンツを脱いだままトイレの床に倒れ込んでしまいました。
いったん落ち着きトイレを後にするも…
鳥頭さんは意識が朦朧とする中で、救急車を呼ぼうかと考えます。しかし、痛みから脱却する方法を冷静に判断。
「腹痛の原因は下痢のせいだが、出口を硬くなったあいつがフタをしている そのせいだから奴らをすべて出し切らない限り助かる道はない……!! 助かるにはすべてを浄化しないと!」
あまりの痛さに意識が一瞬途切れながらも、「生きろ生きろ無事に生き延びろ!!」と自分に言い聞かせます。神様に「無事生還したらもう二度と子どもたちを叱りません! 家の掃除も家事も真面目にやります……」と誓いながら助けを請い、さらに1時間ほど激闘。結果、“奴ら”を出してトイレから出ることができました。
しかし、安堵したのもつかの間、再び腹痛に襲われトイレにカムバックするハメに……。翌日にかかりつけの病院で診察を受け、普段から便秘を防ぐことが大切と改めて実感します。またこの日の痛みは、鳥頭さんが今まで経験した“ある痛み”と「いい勝負だった」そうです。
腹痛との闘いを臨場感たっぷりに描いた漫画は大きな反響を呼びました。リプライ(返信)には「私もなりますwww」「昨日そんな感じの軽いのやっちゃいました」「私も月曜の午前中はこんな感じです」「あぁ自分を見るようです。本当きついですよね。どんなに気をつけても時々なっちゃうんですよねぇ……」と、共感する声が続々と寄せられています。