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お正月に飾る花 縁起の良い植物は? 寒い季節に咲くものも コーディネーターに聞いた

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

教えてくれた人:のなか りえこ

赤い実をつける植物もおすすめ

 赤い実をつける植物がお正月に用いられるのは、ひときわ目立つ鮮やかな色が富と繁栄を連想させるからでしょう。また常緑樹が多く、青々とした葉を絶やさないことから、縁起の良さを感じるのも理由の一つ。切り枝としては、次の2つが店頭で手に入りやすいでしょう。

センリョウ。赤い実や黄色い実がある(写真はイメージ)【写真:写真AC】
センリョウ。赤い実や黄色い実がある(写真はイメージ)【写真:写真AC】

○センリョウ(千両)
 実のなるものが少ない時期に赤い実をたくさんつけることから、その価値はお金に値するとされてきました。同じく赤い実をつけるマンリョウ(万両)よりも実数が少ないことからセンリョウと名付けられました。マンリョウが切り枝として出回ることはほぼないのですが、センリョウは赤い実や黄色い実をつけたものが販売されていて、お正月には欠かせない定番になっています。

昔は家の庭によく植えられていたナンテン(写真はイメージ)【写真:写真AC】
昔は家の庭によく植えられていたナンテン(写真はイメージ)【写真:写真AC】

○ナンテン
「難を転ずる」ことから、縁起物とされています。昔は家の鬼門の方角や庭によく植えられていました。魔除けの意味合いから福を招くものとして定着しています。細い枝に濃い緑色の葉と赤い実をつける常緑低木です。12月半ば頃から下旬に切り枝が市場に流通します。

寒い季節に咲き誇る花はお正月の飾りとしても人気

 この他、寒い季節に美しく咲き誇る花もおすすめです。

寒い冬にも凛と咲くスイセン(写真はイメージ)【写真:写真AC】
寒い冬にも凛と咲くスイセン(写真はイメージ)【写真:写真AC】

○スイセン
 寒さが厳しい冬でも花を咲かせることから、縁起が良いとされています。切り花として店に多く並び、芳香な香りも特徴です。

葉が重なり合った葉ボタン(写真はイメージ)【写真:写真AC】
葉が重なり合った葉ボタン(写真はイメージ)【写真:写真AC】

○葉ボタン
 ボタンの花を思わせるような葉が重なった植物です。葉が白や紫色に色付くことからお正月の飾りとして人気があり、切り花として出回ります。

 以上、お正月に飾りたい花を紹介しました。松と赤い実がつくセンリョウやナンテン、それにお好きな花を加えるだけでも、十分お正月らしい装いになります。飾る場所は、お客様を出迎える玄関や、人が集うリビング、床の間などが良いでしょう。縁起の良い花を飾って、素敵なお正月を迎えたいですね。

(Hint-Pot編集部)

のなか りえこ

フラワー&グリーンコーディネーター。インテリア商材を扱う仕事から花の世界へ。現在はフリーで活動中。花と植物に関する提案・制作(装花・装飾・植栽など)を中心に行う。
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