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加藤綾菜さんの充実した一年 加トちゃんの健康を守るため仕事と両立した秘策とは

公開日:  /  更新日:

著者:和栗 恵

加藤綾菜さんにとって仕事が充実した2022年。YouTubeの登録者数10万人超えをお祝い【写真提供:加藤綾菜】
加藤綾菜さんにとって仕事が充実した2022年。YouTubeの登録者数10万人超えをお祝い【写真提供:加藤綾菜】

 2011年に「ザ・ドリフターズ」の加藤茶さんと、45歳という年齢差をものともせず結婚した加藤綾菜さん。激しいバッシングを受けたこともありましたが、加藤茶さんを献身的に支え続け、結婚11年半になります。2022年は加藤家の日常を描いた茶・綾菜の夫婦日記『加トちゃんといっしょ』」(双葉社刊)を出版するなど、新たなチャンレンジも。綾菜さんにとってどんな一年だったかをお伺いしました。

 ◇ ◇ ◇

二人三脚の仕事が増えた2022年

 2022年の仕事について振り返ると、加トちゃんとの夫婦共演が多かったですね。なので、今まで以上に一緒にいたように思います。広島に里帰りする際も、取材で密着していただいたり、加藤家の日常をYouTubeで配信したり、「金スマ」(「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」TBSテレビ系)で、私の知らない加トちゃんの過去を知ることができたりして。おかげで夫婦仲は今まで以上に良くなったように思います。

 11月には静岡県で介護や福祉に関するトークショーを行わせていただきました。来てくださった方のうち半分ほどが車椅子を利用されていて、介助が必要な状態なのにわざわざ見にきてくださったことがうれしくて。皆さんと直接お話ししたり、ふれあったりできました。

 中でも記憶に残っているのは、その中のおひとりが突然、私のことを抱きしめてくれたんです。その手が、思いが、温かくて。おかげで緊張がほどけて、私らしいトークショーを行うことができました。

 こうした出会いを広げ、つなげていくためにも、トークショーを続けていきたいですね。テレビとは違うリアルなふれあいの楽しさを、これからも味わいたいと思っています。

自身で描いたコミックエッセイを出版

 3月末にはコミックエッセイ「加藤茶・綾菜の夫婦日記『加トちゃんといっしょ』」を出版しました。実は加トちゃんとの暮らしをエッセイにするという話は、以前からあったんです。でも、言葉だけでは加トちゃんの“かわいさ”を伝えることが難しくて……。どうすれば加トちゃんの良さを伝えられるだろうと考えに考えた結果、漫画を描いて、エッセイにプラスすることにしたんです。

 それからは本当に大変。最初の半年は漫画の練習をして、その後半年ほどかけてエッセイを描き上げたんです。締め切り最後の1分まで、描き込んでいました。終わった瞬間に蕁麻疹が出たくらい、自分を追い込んでいましたよ。

 執筆している間、加トちゃんはいろいろなアドバイスをくれました。どうしよう、どうやって表現しよう。そうして悩む度に加トちゃんが丁寧にアドバイスをくれたんです。前半はほっこり、後半は感動系になっています。いろいろな人のサポートがあり、素敵な本に仕上がりました。