仕事と家庭両立のため作り置きおかずを活用するように

　仕事は忙しかったですが、加トちゃんの健康のためにも朝昼晩3食の食事作りは変わらずしてきました。ただ変わったことといえば、私が仕事で留守にすることもあるので、作り置きを活用するようになりましたね。週に2回、3～4品をストックします。

　冷蔵庫の中に作り置きおかずコーナーを作り、「ここにあるものを食べてね」とラベルを貼ったり、お手紙を置いておいたりします。加トちゃんはスマートフォンでメッセージを送っておいても食べる前に読まないことが多いので、手書きが当たり前になっていますね。

　作り置きおかずは、サラダや煮物、おでんなど季節に応じてさまざま。最近ハマっているのは、カブと梅干しのサラダ。薄切りにし、塩揉みしたカブに、たたいた梅干しとゴマ油、刻んだカブの葉を混ぜます。減塩でも梅の旨味が広がるこのサラダは、加トちゃんも喜んでくれるのでよく作っています。

　勉強や仕事があるので、作り置きを作るのは深夜1時、2時になることが多いんです。疲れている日は、仲良しの鈴木奈々ちゃんやマネージャーに連絡しています。奈々ちゃんが褒めたり、励ましてくれたりするので、すごくやる気が出るんです（笑）。

加トちゃんの水分摂取量管理も日課

　あと、気をつけているのは、加トちゃんが摂取している水分量です。放っておくと本当に飲まないんですよ！　高齢になると、体内の水分量が減っている他、口やのどの渇きを感じにくくなるといわれています。

　なので、表を作って1時間に1杯、水を飲んだか加トちゃんにチェックを入れるようにお願いしています。最初の頃は「そんなにうるさく言わないで」と言われていたのですが、大切さを実感したのか自分からやってくれるようになりました。

　冬は夏に比べて脱水の心配がないと思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、体が冷えたりトイレが近くなったりするのを嫌って、無意識に水分量が減っている場合があります。年齢に関係なく気をつけようと、私もこまめに水分を摂取するよう心がけています。

来年は地域活性化に関わる仕事をしていきたい！

　今年はYouTubeの登録者数が10万人を超えたり、テレビに出演させていただく機会も増えたりと、仕事面はとても充実した2022年でした。

　ただ今年の目標に挙げていた地域活性化に関わるお仕事は、コロナ禍もありなかなか進まなかったのが少しだけ心残りです。おじいちゃん、おばあちゃんたちとふれあったり、いろいろなことを教わったり、私、お話を聞くのが好きなんです。

　2022年は準備の一年になりましたが、来年にはどうにか始動できる予定でいます。この3年、コロナ禍でまったく交流できなかった分を、2023年に取り戻したいですね。

（和栗 恵）