簡単に早くむける有田むき（和歌山むき）

　それでは白い筋が取れやすいといわれる、次の3つのむき方を検証します。

A. 有田むき（和歌山むき）
B. ヘタ側からむく
C. 揉んでからむく

　まずはAの有田むき。有田むきは和歌山むきともいわれ、ミカンの産地では定番のむき方として親しまれているそうです。有田むきは簡単にむけて、手を汚さず食べられると話題のむき方！

【A. 有田むき】
1. おしり側の中心に指を入れて、2つに割る。この時、ヘタの周りの皮はつながったままにする

2. それぞれを半分に割って、4分割に。1と同様にヘタの周りの皮はつなげたままにする

3. ヘタ側から実をはがす

　有田むきは、皮から実をはがさずにそのまま口に運べば手を汚さずに食べることができますが、今回は白い筋がどれくらい残るかを確認するため、皮から外しました。筋がきれいに取れると話題になっていますが、どれくらい取れるのでしょうか。

　思っていたより白い筋は残っており、定番のむき方とあまり差がないようにも。とはいえ、定番よりもとても早くミカンをむくことができました。筋が気にならない人にはおすすめの食べ方です！